去る7月29日のコラムで、売却処分したLumix DMC-FT2に代わる防水デジカメを、別のメーカーの製品から選ぶことを検討していると書いたが、結局は同じメーカーのLumix DMC-FT5をヨドバシカメラの店頭で購入することにした。
最大の理由は、Lumixシリーズのデジカメが、2008年7月に買ったLumix DMC-TZ5以来、5年間使い慣れたものであることだ。
デジカメに限らず日本製の電化製品は多機能で使いこなすのが大変(これが海外、特に新興国での販促を阻んでいる要因でもある)なので、製品やカスタマーサポートに余程の欠点がない限りは、同じメーカーのものを使い続けた方が面倒がなくていい。
それに、私の場合、この機種のものだったらマニュアルを読まなくてもある程度は操作できる。
何しろ今週の金曜日(9日)から台湾旅行に出かけるのでそれに間に合わせたかったということもあったからだ。
もちろん、別のメーカーのものも店頭で試し撮りなどして使い勝手をテストしたが、私にとってはどれも機能に大差がないように思えた。
インターネット上の人気ランキングではもっとユーザー評価が良さそうなものもあったが、あまり食指が動かなかった。
それにしても防水デジカメも安くなったものである。
5年前にはノーマル仕様のデジカメに付ける専用防水ケース(マリンケース DMW-MCTZ5)が高価で買うのを逡巡するほどだったのが、今ではダイバーが使うようなものでなければ、3万円ほどで防水デジカメが入手できるのだ。
ちなみに、私の買ったデジカメも同じくらいの値段なのだが、今回もメーカー保証に加えて、前に持っていたLumix DMC-FT2のときに大いに助かったヨドバシカメラの延長保証(5年)を付けることにした。
多機能ということは故障しやすい、という教訓は、未だに私の心の中に生きているからだ。
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