日本人メジャーリーガーの巨星がまた一つ落ちた。(2012年12月28日-日刊スポーツ 507発ゴジラ伝説はメジャーでピリオド)
ゴジラのニックネームで親しまれた松井秀喜選手は、2003年から2009年までニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)に在籍、最後の年はワールドシリーズでのMVPという快挙を成し遂げた。(2009年11月5日-産経新聞 松井悲願の世界一 大爆発6打点、先制2ランでMVPも)
彼はメジャーリーグでプレイした日本人選手の中で、野茂英雄投手、イチロー選手と並んで彼らの記憶と記録に残る選手になるだろう。
ヤンキースから移籍した後は、あまりパッとしない成績が続いて、とうとう現役引退をすることになったようだが、彼がヤンキース時代にチームをワールド・シリーズ・チャンピオンに導いた功績はずっと語り継がれることになるに違いない。
New York Daily Newsは、Former Yankees slugger, and 2009 World Series MVP, Hideki Matsui to retire(元ヤンキースのスラッガー、2009年ワールドシリーズMVPの松井秀喜引退へ)という記事の中でこう書いている。
He is probably best remembered for his last game as a Yankee, when he had six RBI in the clinching Game 6 of the ’09 World Series victory over the Phillies. フィラデルフィア・フィーリーズとのワールドシリーズ第6戦で、6打点を叩き出して勝利を決定づけた松井選手のヤンキースでの最後の試合は、最も人々の記憶に残ることだろう。
ここまで書いてもらえるのは選手冥利に尽きるだろう。 日本人としても誇りに思う。
その松井選手の通算成績は、メジャーリーグで出場1,236試合、1,253安打、打率2割8分2厘、175本塁打、760打点をマーク、日米通算では2,504試合、2,643安打、打率2割9分3厘、507本塁打、1,649打点をマークした。 そんな彼の試合を見にニューヨークへ行った日本人観光客もかなりいるだろう。
実のところ、私も5年前にそうしようと計画したことがあったのだが、とうとう実現することはなかった。 私が今年のゴールデンウイークの北米旅行の帰りに思った「日本人選手がメジャーリーグで活躍している間に・・・現地観戦に行ってみようと思うが、時すでに遅しという感じがしないでもない。
やはり北米は私にとって鬼門なのだろうか。」というのは未だに続いているかもしれない。
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