去る6月に行った香港・マカオ旅行、このときの主だった用件は、同行者のHSBC香港の口座開設を手伝うことにあったのだが、私自身もワールドインベスターズの石田さんの紹介でProactive Asset Managementの福永さんとお会いしていろいろと資産運用の相談をした。
彼が紹介してくれた主な商品は、スタンダードライフ社(Standard Life)の積立型ファンド、ウォルトン社(Walton)のランドバンキング、そしてオーストラリアのLM – Managed Performance Fundだ。
この中で、福永さん曰く、積立型ファンドは最低でも15年程度の投資期間がないと複利効果が十分に得られないというので、私には合わないと判断して投資を見送った。
もし、私が30代ならば投資を考えてもいいかな、と思ったが、今から15年積み立てるというのは長すぎるというわけだ。
ちなみに、この類の商品の積立に日本のクレジットカードによる引き落としを利用する人も多いと思うが、私がHSBC香港で投資しているAllianceBernstein – American Income Portfolio(毎月分配型)の配当金を流用することもできる。
日本のクレジットカード決済だと長期的に見た場合、失業などで収入が途絶えた場合や、円安による引き落とし額の増加のリスクがあるが、ファンドの配当金を流用する場合には、そういったリスクをかなり減らすことができるからだ。
そして、オーストラリアのLM – Managed Performance Fund、これは定期的な配当を狙った商品なのだが、この類のものはほかにもやっているので、もう少しリスクを負ってもいいかな、と思って投資したのがランドバンキングというわけだ。
Proactive Asset Managementのウェブサイトによれば、過去に終了し たプロジェクトの平均利回りは、単利で年20.96%、複利で年13.61%という実績をあげているというが、これが将来も当てはまるのか、という懸念はあるものの、1口(10,000米ドル=約80万円)ならば株式投資レベルのリスクで、6年後に投資額が倍増する可能性を追えると判断して投資してみることにした。
福永さん自身もやっているというランドバンキング、果たして6年後の償還時にはどうなっていることやら・・・
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