今回のアジア縦断旅行に先立ってミニノートパソコンを買ったことは先月23日のコラムに書いたとおりだが、インターネットに繋がらなければ単なる旅行記の下書きをするだけのためにパソコンを持参するということになりかねない。
もちろん、宿泊先のホテルや空港で無料あるいは格安のインターネット環境が提供されていれば問題ないのだが、香港在住の携帯電話研究家として有名な山根康宏氏が書いている「海外プリペイドSIM+無線LANルータ導入マニュアル-タイ・バンコク編」を参考に、USBモデムとプリペイドSIMカードのセットを購入してタイ国内ならどこでもネット環境を構築できるようにしてみようと思った。
もちろんタイで売られているUSBモデムはSIMロックなどかかっていないので、SIMを入れ替えれば他国でも使うことができるわけだ。
幸か不幸か、タイに先立って渡航した香港とシンガポールのホテルは部屋からインターネットに繋げる環境が整っていたのだが、バンコクで泊まったJasmine Executive Suitesは部屋からインターネットに繋ぐと割高な料金を請求されることがわかったので、MBKの4階にあるモバイルコーナーでUSBモデムとプリペイドSIMカードのセットを探してみる。
ほとんどがiPhone関係の売り場の中で見つけたのがAIS Aircard 3G Double Surfと書かれたパッケージに入ったモデムとプリペイドSIMカードのセット、価格は総額で1,790バーツ(4,500円)、プリペイドSIMは300バーツ(750円)分、有効期間は1年(2013年1月まで)だった。
ちなみに残高の確認はeServiceのページで可能なはずだが、結局のところ、滞在中にはそこまでやらなかった。
カウントダウンのイベントが終わった後でホテルに戻り、さっそく買ったUSBモデムをパソコンに差し込んでみる。
モデムはHuawei製で、ドライバと接続ツールが自動的にインストールされる。
途中の表示は英語で展開されるが、パソコンに慣れた人なら何の問題もなく完了できるだろう。
インストールが終了したら、デスクトップに表示されたアイコンをクリックするとネットワークに接続が始まる。
最初のときだけSIMカードのアクティベートが必要なので、初回にうまく繋がらないときは、ソフトを使ってアクティベートできるため、それを実行してから使用することになる。
これにて快適なモバイルインターネット環境が構築できたのだが、今回のタイでの宿泊先が部屋にインターネット環境がないところばかりだったので、結果的には大いに役に立ったと言えよう。
おそらく今後の旅行でも1週間程度滞在するような国があれば、こうした方法でモバイルトラベルを楽しむことになろうか。
コメント
こんんちは
海外は安いですね、今度、タイや香港へ出かけるときは使ってみます。
日本国内用に、WiMAX買ってしまいました。
家では電波状態が良いのか、30Mdpsとなかなか速度でます。
携帯電話番号が変わりましたので、一度電話いたします。
タイはかなり安いと思いました。
香港はどうなのかわかりませんが、所詮滞在期間が短いので、ホテルのネットで十分かと