来月(2024年11月)に予定しているグアム旅行のため、過日、私はあえて米国の電子渡航認証(ESTA=Electronic System for Travel Authorization)を申請することにした。
実のところ、グアム政府観光局によれば、グアムへ行くだけならESTAは必要なく、グアムー北マリアナ諸島連邦電子渡航認証「Guam-CNMI ETA」でいいことになっているが、米国政府がESTAによる入国を推奨しているのに加え、来年は米国(ハワイ、ロサンゼルス)への透析付旅行をしようかと思っているので、ESTAを申請することにしたのだ。
さて、米国ESTAを申請するにあたっては、2011年(平成23年)3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンの8カ国に渡航あるいは滞在歴があると、申請ができなくなったことは周知の通りで、特にイランは今でも観光旅行で渡航する人が一定程度いることから、フェイスブックなどの海外旅行コミュニティで話題になることもある。
そのことが頭にあった私は、まあ、これらの国に行ったことはないから大丈夫だろうと、申請を始めると、キューバへの渡航歴を質問する項目にぶち当たった。
私は、心の中でえええ~と思いながら、米国大使館のESTAのウェブページを見ると、
重要なお知らせ 以下の条件に該当する渡航者は、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米することは出来なくなりました。
- ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航また滞在したことがある方
- ビザ免除プログラム参加国の国籍と、キューバ、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、またはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者の方
- ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2021年1月12日以降にキューバに渡航または滞在したことがある方
と、あるではないか。
幸いに、私がキューバに渡航したのは、「2017年6月のメキシコ・キューバ旅行」のときだけなので、それをそのまま書いたら無事に審査を通過した。
ところで、この2年間の間にキューバやイランに行ったらどうなるのであろうか。
残りの期間は、米国ESTAのみでの渡航の権利を失うのであろうか。
ちなみに、キューバに関しては、在キューバ日本大使館に該当の記事があったので、おそらく、イランも同じになるだろう。
まあ、向こう2年の間、私は米国のビザなし渡航の権利を得たのであるが、しばらくの間は、2泊3日程度で行けるサイパンやグアムか、透析病院がある地域でないと、私の場合は、渡航できないから、あえてキューバやイランに行くことはないかな~
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