マレーシア航空の悪夢

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Kuala Lumpur International Airport

2024年6月1日付で、私は「9月の海外旅行はビジネスクラスでバリ島へ」へというコラムを執筆した。
そして、その出発日である9月7日を目の前にした8月27日に、マレーシア航空から悪夢のような電子メールが私宛に送られてきた。

「important information about your flight(貴方の搭乗便に関する重要なお知らせ)」と題するマレーシア航空からの通知は、私にとって怒りを通り越して呆れ果てるしかないような内容のものだった。

目の前に責任者がいたら、「誰が事務処理をしたんだ!どういうつもりなんだ!」と怒鳴りたいのを堪えて私は、マレーシア航空の指定するコールセンターに連絡をするも一向に電話は繋がらなかった。

搭乗予定便の欠航、代替便の不備

外国人ビジネスマン

通知の内容は、私の搭乗予定だった、9月7日発のマレーシア航空(MH)71便、成田からクアラルンプール(Kuala Lumpur)までの夜間フライトがキャンセルになり、その代替として、9月10日発のシンガポール航空(SQ)637便と126便の組み合わせで、シンガポール(Singapore)経由でクアラルンプール(Kuala Lumpur)に飛ぶというものだった。

ここで私は、当初の接続便であった9月8日発のマレーシア航空(MH)715便、クアラルンプール(Kuala Lumpur)からデンパサール(Denpasar)のフライトはどうなったのかと通知を見てみたが、何の記載もなく、要は、強制キャンセルの憂き目に遭っていたことがわかった。

代替便がシンガポール航空になるのは許せる、しかしながら出発日が3日後になり、おまけに、シンガポール(Singapore)からデンパサール(Denpasar)へ繋ぐのでなく、クアラルンプール(Kuala Lumpur)へ折り返して、そのまま接続便はキャンセルされたままというのは、どういうことかと思った。

彼らに対する連絡方法は、メールフェイスブックメッセンジャーなどもあるようだが、基本はマレーシアへの電話(+603-2634-1777)であり、日本のコールセンター(03-4477-4938)でも受け付けてくれることを期待して、27日は電話をしてみたが、誰も応答する気配はなく、終業時間を迎えてしまった。

そう、私がコロナ禍前の健常者の状態であれば、日程が変わったね~で終わりになるのだが、今や、人工透析患者という爆弾を抱えている身、現地透析(旅行透析)の予定もすべて変更しなければならない窮地に追い込まれていた。

マレーシア航空を全キャンセル、安心(!?)のJALを取り直し

羽田空港

このままでは現地の予定もすべて変わると判断した私は、ロンボク島行きの手配を頼んでいた現地在住のMさんに連絡を取り、マレーシア航空からのメールを転送する形で、現地手配の国内線やホテルの変更を頼む可能性があることを通知した。

ロンボク島への手配を頼んでいたのはランガ・ウィサタ・ツアー&トラベル(Rangga Wisata Tour & Travel)、2016年10月5日付で「海外旅行における現地の日系エージェントはトラブル時の保険なり」と書いたように、過去にもMさんには、だいぶ助けてもらったことがあるのだが、今回もお助けしていただいて、私の代わりにマレーシア航空のフライト(代替便を含む)をすべてキャンセルしてくれた。

返金はクレジットカードにされるということだが、日数がかなりかかるとのことだった。
それでも100%返金になるので、代替プランは自分で取り直すことにした。

2024年9月のインドネシア旅行の日程(新)

  • 9月8日 成田 11:15-JL725便-17:05 ジャカルタ(CGK) 19:10-QZ810便-22:05 デンパサール
  • バリ島での宿泊先 Kubu Benoa Guest House(9月8日から11日の3泊、12日から15日の3泊)
  • 現地透析(9月10日、9月13日の午後) BIMC病院
  • 9月11日 デンパサール 9:10-IW1856便-9:50 ロンボク
  • ロンボク島での宿泊先 Morgan House(9月11日の1泊)
  • 9月12日 ロンボク 13:50-IW1851便-14:45 デンパサール
  • 9月15日 デンパサール 12:00-GA407-12:55 ジャカルタ(CGK)
          ジャカルタ(CGK) 21:55-JL726-翌7:30 成田

往路のジャカルタ(CGK)での乗り継ぎ時間が2時間しかないので、e-VOAの事前申請は絶対である。

ロンボク島に1泊しかできないのは、言うまでもなく透析の日程の関係である。
国内旅行でさえ、宿泊を伴う旅行は、1泊2日が基本になるので、国外でも同じことなのだ。

帰国便のデンパサール 12:00-GA407-12:55 ジャカルタ(CGK)を取ったのは、8年前の教訓で、ガルーダインドネシア航空(GA)が遅延したときの保険と、予定通りに飛べば、ジャカルタで多少なりとも観光できると思ったからだ。

まあ、こんな感じで予約を取り直したのだが、今度は無事に旅行できることを期待して・・・

そして、この度の助力に対して、Mさんにはあらためて感謝を申し上げたい。

2024年9月 インドネシア旅行のトピックス

コメント

  1. kimcafe より:

    ひどいですね(^_^;)
    私は明日エアアジアで関空からバンコクなんですが、予約したTrip.comから変更のお知らせが来て、台風のせいかなと思ったんですが違うようです
    出発が5分、到着が15分遅れるという内容で、ワンクリックで変更を承認するか、他の便を希望するか、あるいはキャンセルするか選べというものでした
    エアアジアに直接よりずっと良い対応かと思いました

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