去る3月15日に「日本臓器移植ネットワークに登録」をした私は、翌週の月曜日の18日に、掛川市にある事任(ことのまま)八幡宮に参拝することにした。
この神社が古くから「事のままに願いが叶う」と言われており、近年ではパワースポットとして注目を集めているそうだからだ。
そう、10数年もドナー待機を強いられる身としては、神頼みも必要だと思ったからだ。
いざ掛川へ
横浜から掛川へ行くには東海道新幹線の「こだま号」一択だ。
かつて、東海道本線に特急「(ワイドビュー)東海」が走っていた頃は、19年前(2005年3月4日から6日)の「内需拡大貢献オフ第一弾」のときのように、横浜から静岡まで在来線で行ったこともあるのだが、今や、そういうことは考えづらい。
いつも三島へ行くときに使う「踊り子1号」(2024年3月15日以前は3号:横浜 9:24-10:38 三島)で行くと、三島で10時45分発の浜松行きの普通列車に乗り継いで、12時35分に掛川に着けるのだが、これではあまりにも遅すぎるのだ。
そして、平日の「こだま号」だったら指定席を取らなくても大丈夫ではないかと思いきや、当日になってやってきた新幹線の車内は意外にも混んでいた。
まあ、指定券を取ったおかげで座れたのはいいのだが、寝過ごしてしまい、何と浜松まで行ってしまって、掛川から乗ろうと予定していた11時25分発のバス(掛川バス東山線:ことのまま八幡宮下車)には乗れなかったのだ。(苦笑)
掛川城
掛川駅で事任(ことのまま)八幡宮へ行くバスを待つと、13時05分まで便がないので、駅の案内所で何か見どころはあるかと聞いたところ、紹介されたのが掛川城だった。
案内所のスタッフは、駅から歩けますよと言っていたのだが、私はタクシー(590円:障害者割引10%)で現地へ向かうことにした。
チケット売り場で身体障害者手帳を提示すると、入場料が無料になるので、それで城内を巡る。
天守閣の中は急階段だったので、昇降はキツイものがあったが、何とか最上階に上がると町中が一望できるようになった。
天気も良かったので、何枚か写真を撮ってから天守閣を後にする。
天守閣を下りると、そこにあったのはおみくじだった。
おみくじは事任八幡宮で引こうと思っていたのだが、掛川城にもあったので、こちらで引いてみた。
結果は「願望」と「旅行」に良いことが書いてあったので、今回の旅路も幸先良さそうだ。
事任(ことのまま)八幡宮
掛川城から事任(ことのまま)八幡宮へ行くには、一旦駅に戻ってバスに乗るといいのだが、ここも私はタクシー(2,510円:障害者割引10%)を使うことにした。
帰りはバス(掛川バス東山線:ことのまま八幡宮乗車)に乗ろうと思って、時刻表を調べると、14時02分まで便がない。
まあ、のんびりと参拝するには良いのだが、せめて、事任(ことのまま)八幡宮の周辺に何か休憩するところがないのか探してみたが、あいにくと何もなかった。
これなら祈祷を頼んだ方が良かったかも。(笑)
げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか
事任(ことのまま)八幡宮から掛川駅へ戻った私は、現職時代にお世話になった滝さんと待ち合わせて、静岡県内では有名と言われる「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」へ行くことにした。
私が乗ったタクシードライバーの一人は、子供が帰省してきたときに必ず行くと豪語するほどのところだったので、どんなところは楽しみだったのだ。
食事と移動のタクシー代は、全部滝さんが出していただいたので、あらためてお礼を言おうと思う。
ごちそうさまでした。
掛川城公園さくら祭り(!?)
レストランから駅へ帰るタクシーに乗った際に、観光案内所で聞いていた「掛川城公園さくら祭り」のことが頭をよぎったので、逆川堤防に寄ってもらうことにした。
時期的に私が行った3月18日は、ウェブサイトに見頃と書かれた「2月下旬から3月上旬」という時期を外れてしまったこともあり、今写真を見ても桜は散ってしまっているようだった。
まあ、少し残念だったが、桜はこれから別の場所で見ることができるだろう。
この日、お世話になった滝さん、ありがとうございました。
またの機会を楽しみにしています。
帰途は掛川から静岡まで在来線(掛川 16:47-17:33 静岡)、うまく東海道新幹線の「ひかり514号(静岡 17:41-18:24 新横浜)」に乗り継げたので、思ったより早く帰宅できた。
ずっと在来線に乗っていっても良かったかな。(笑)
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