今月中に還暦を迎えるにあたって、ここ最近は金運が上昇しているためか、3月1日のデイトレードも首尾よく勝利したこともあり、そのことを書いてみたいと思う。
居合抜き1分トレード
3月1日は、2月29日の日経平均先物夜間取引の終値が、39,310円と前日比50円高と、小幅ながらプラス圏になったことに加え、2月29日の米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、38,996.39 ドルと28日の終値に比べて47.37ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、16,091.92ポイントと28日の終値に比べて144.18ポイント高となり、日本市場も上昇が期待できる展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
ルネサスエレクトロニクス~盤石に1%利確
「居合抜きツール」の常設銘柄の一つであるルネサスエレクトロニクス(コード:6723)、私はこの銘柄を「居合抜き1分トレード」のトレード候補に選んだ。
日経平均株価は40,000円の大台を窺うほど上昇トレンドが続いており、先物の上昇も相俟って、その組み入れ銘柄も連れ高することが予想できたからだ。
結果は、寄り付きの2,492円に対し、首尾よく25円の値上がりとなり、1%利確となった。
三井E&S~寄り付き直後は爆上げしたが高値では約定せず
ここ最近「居合抜きツール」の常設銘柄の一つとなった三井E&S(コード:7003)、株価が千円台ということで値動きが軽いので、私はこの銘柄を時折トレードしている。
この日は寄り付き前の気配値が爆上げ、あるいは寄り天を示唆していたが、2月中旬以降、日足は上昇トレンドを描いており、それに乗ってみようと思ったのだ。
結果は寄り付きの1,847円から一気に50円高まで付けたのだが、買い注文と同時に発注した売り決済が約定することなく、10円高の水準まで落ちたところでようやく約定した。
新興市場株のトレード
3月1日の東証グロース250指数の値動きは、寄り付きから下落トレンドを描いていたので、こういったときは「トルネード1%ツール(空売り推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
住石ホールディングス~あざ笑いトルネード銘柄を複数回買建、すべてに勝利
1年以上前に私は「デイトレであざ笑いトルネード銘柄を買建したら」というコラムを書いたことがあるのだが、この日にトレードした住石ホールディングス(コード:1514)は2月以降、日足が上昇トレンドを描いており、9時15分に「トルネード1%ツール(空売り推奨)」でシグナルが出たものの、私は、あざ笑い銘柄(逆行高する)になるのではという予想をした。
9時15分にシグナル4が出たとき、株価は2,899円、前日出来高比が2.55倍、前日5MA比が21.2%と、まさに空売り好適銘柄の様相だったのだが、結果は私の予想通りに逆行高をした。
結果的にトータル3回のトレードをしたのだが、いずれも決済はトレーリング注文(逆指値注文を設定しつつ、株価が自分にとって有利な方向に動いた場合は逆指値価格を自動で修正する注文)で行ったため、ずっと持ち続けることができなかったのは唯一の後悔かもしれない。
何しろ、このコラムを書いている7日もストップ高になりそうな勢いで上昇しているからね。(苦笑)
まあ、とりあえず、3月のスタートも好結果を生んだことで良しとしようか。
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