ここ最近は、川合氏デイトレードも底値お知らせツールを使った手法を紹介することが多かったが、1月18日のトレードは久しぶりに川合さんのトリプルメソッドを使ったオースドックスな手法で勝利を収めたので、そのことを書いていきたいと思う。
居合抜き1分トレード
1月18日は、17日の日経平均先物夜間取引の終値が、35,490円と前日比で変わらずとなったことに加え、17日の米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、37,266.67ドルと16日の終値に比べて94.45ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、14,855.62ポイントと16日の終値に比べて88.73ポイント安となり、日本市場は不安定な展開が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
メルカリ~首尾よく1%利確
メルカリ(コード:4385)は、「居合抜きツール」の常設銘柄の一つ、日経平均株価が下落予想の時は連れ安する可能性が高そうだったので、私はこれを空売りすることにした。
結果的に、私の予想通りにスルスルと下落を始め、首尾よく1%利確となったわけである。
新興市場株のトレード
1月18日の東証グロース市場250指数(旧マザーズ指数)は、9時30分前後から下落トレンドになったので、「急騰傍受ツール(買い推奨)」よりは「トルネード1%ツール(空売り推奨)」の方を見た方が良いと思えた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
クルーズ~あえて買建して利確
それでも私が「急騰傍受ツール(買い推奨)」の方を見た理由は、新興市場株が空売りしにくいという事情がある。
それと9時11分にシグナルが出たクルーズ(コード:2138)の前日出来高比が、二桁(16.31倍)と買いでいけそうな雰囲気があったので、あえてトライすることにしたのだ。
チャートを見る限り、よく利確できたな~と思えるのだが、735円で買建したものが、743円(1%)で利確できたので、あまり欲張らなかったのが正解だったと言えよう。
おまけ~米国株投資のその後
さて、1月16日付で書いた「楽天NISAで米国株投資」、18日(米国東部時間17日)と19日(米国東部時間18日)のスクリーンショットを取ったので、このことも触れてみようと思う。
結果は、極めて順調に推移、特に海運株のトーム(TRMD: TORM A)が好調なのだが、日本株でも海運株は堅調なのだろうか。
このまま含み益を抱えたまま推移して欲しいと思う反面、追加投資がしにくくなるな~と思うのは贅沢な悩みなのだろうか。
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