北海道白糠町議の福地裕行氏と横浜オフ会

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ナプレ 横浜高島屋店

去る10月8日、ふるさと納税で有名な北海道白糠町の福地裕行町議が横浜に来られるのに合わせ、彼の友人の小林さんと3人で会合をすることになった。
場所は、横浜高島屋にあるナプレというイタリアンの店だ。

ナプレ 横浜高島屋店

私と福地さんはフェイスブックで繋がった仲で、彼は、令和3年(2021年)7月の臨時町議会でマスクを着用しなかったことで、議長が議場からの退席を要求したことに対して、議会への出席権や損害賠償を求めて訴訟を行っている。

ナプレ 横浜高島屋店

しかしながら、2023年3月14日付の産経新聞が報じているように、「マスク不着用の町議、2審も敗訴 着用是非は『司法審査の対象外』」と、一審も二審も敗訴したことから、福地氏は最高裁へ上告したと言う。

ナプレ 横浜高島屋店

ここまで来ると彼も意地なのだろうが、私に言わせれば「コロナ禍の3年間におけるマスクの実質的強要は単なる人の目対策(政府の感染対策やったフリ)に過ぎなかった」ものなのに、それを地方議会とはいえ、お上が強要にハクを付けてしまった悪しき前例になってしまったものだ。

しかも、コロナ禍前は世界保健機関(WHO)も

The WHO had previously argued there was not enough evidence to say that healthy people should wear masks.

WHOは以前、健康な人がマスクを着用すべきだと判断するには十分な証拠はないと主張していた。

にもかかわらず、世界中がマスク、マスクと言い始めたのも、2020年夏の世界保健機関(WHO)の方針転換が原因だった。(2021年9月15日 アフターコロナ時代は日本でもマスクを外せるか

私が知る限り、世界保健機関(WHO)の方針転換が良かったのか否かの検証をした形跡はなく、世界各国、少なくとも日本では厚生労働省がなし崩し的にマスク自由化(313)をした後は、マスク、マスクと言っていた施設もしれっと何事もなかったように営業しているのが現実だ。

新型コロナウイルスが撲滅されたわけでもないのに、立法措置なしに政府が要請しただけで、マスクをするしないを決める国民の滑稽さ、令和時代初頭のコロナ禍の3年間はいったい何だったのか、多数派による少数派の人権侵害が行われていただけに過ぎないというのが私の見方だ。

私が身体障害者だから言うわけではないが、電車内の優先席には平然と高齢者でもない健常者が座わっているのに、マスクだけは付けているという滑稽さ、品行方正くん、正義マンを気取るなら、優先席にも座わるなと言いたい。

ナプレ 横浜高島屋店

福地氏曰く、「この裁判は最高裁まで戦っても厳しいだろう」という見方をしている。
私も今、民事訴訟を一件抱えているが、彼も「民事訴訟は金も時間もかかる」と言っていた。

果たして、彼の裁判の行方はどうなるのだろうか。
おそらくは、彼のされたことに関心を持つものも今ではほとんどいないかもしれない。

しかしながら、こうしたことに無関心でいることが、もっと大きな人権侵害を産む。
日本というのはそういうリスクのある国であることをコロナ禍の3年間は証明して見せたのだ。

これ以外の話題としては日本の英語教育のダメダメさがあったように思う。
文部科学省を解体せよという意見もあった中、オフ会で出さなかったコラムをここに書いてみたい。

それは4年前(2019年11月3日)に書いた「英語民間試験を巡る議論に思う~日本人が英語を話せない根本的な理由」だ。
このことは、つい先日の香港旅行で「HSBC香港で口座の整理を」したときにも痛切に感じたことだ。
もういい加減に何とかならないものか。

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