8月5日から7日にかけて行った福井と長野(別所温泉)への一筆書きルートを使った周遊旅行、最終日の7日は、帰京ルートの途上で別所温泉へ立ち寄った。
しかしながら、福井(芦原温泉)から名古屋でなく長野を経由して帰京するというのは、思ったより時間がかかるもので、2024年3月の北陸新幹線の敦賀延伸があっても、どの程度、東京から北陸新幹線の需要が伸びるのだろうかと思う。
北陸本線(芦原温泉 8:57-10:02 金沢)
私の泊ったまつや千千では、えちぜん鉄道のあわら湯のまち駅経由、JRの芦原温泉駅行きの朝の送迎が、8時から11時まで30分ごとに行われているが、私の宿泊プランは素泊まり、かつ、ホテル周辺に食事をするところもなかったため、空腹を抱えたままホテルに滞在を続けるという選択肢はまったくなかった。
8時の送迎バスに乗ったのは私と、お一人様の女性の2人、延伸する新幹線が停車予定の芦原温泉駅なら何か食事をするところがあるかもという私の期待は、無残にも打ち砕かれた。
それでも駅構内にセブンイレブンと待合室があったのは救いの神、何も食べずに金沢まで行くという難は逃れることができた。
ちなみに、私の乗った普通列車はクロスシートだったので、中で弁当を広げても良かったけどね。
金沢まで行くのに、私は普通列車に乗ったわけだが、後続の特急「しらさぎ51号」(芦原温泉 9:27-10:05 金沢)でも同じくらいの時刻に到着できる。
私が金沢駅に着いたとき、10時を過ぎているということもあったが、構内に様々な店があることに、ここで軽食を食べてもいいかなと思えるほどだった。
北陸新幹線(金沢 10:58-「はくたか560号」-12:24 長野 12:29-「あさま616号」-12:40 上田)
金沢からは北陸新幹線で一路、上田へ向かう。
金沢からの列車(かがやき、はくたか)は、ほとんど上田には止まらないので、基本的に長野で乗り換えが必要となる。
私が駅で新幹線の写真を撮るのは、ほとんどブログ貼り付け用なのだが(笑)、金沢駅では撮り鉄の女性が見られた。
う~ん、北陸新幹線ってデザインが珍しいのかな。
別所温泉
そう言えば、ランチはどこで食べようと思っているのだが、私は新幹線を下りて、そのまま上田電鉄の列車(上田 13:16-13:44 別所温泉)に乗り継いで、別所温泉まで行くことにした。
長野県内でも有数の温泉地なら、食事をするところくらいあるだろうと思ったからだ。
別所温泉の日帰り湯の多くは、町中にある北向観音の近くにあるのだが、そこまで行くのにかなり歩く。
ここへ来る列車の中でもガイドに引率された外国人学生のグループが乗っていたのだが、町を歩く人に「北向観音って遠いんですかね。」と聞くと、何とすれ違う人、すれ違う人が「Sorry, I cann’t speak Japanese.」と来るではないか。
もちろん、英語で聞き返してもよかったのだが、それよりも私は、ここまで外国人観光客だらけの町だったことに驚きを感じたのだ。
日本人に見えたから、おそらくは韓国、中国、台湾人だっただろうが・・・
私が行ったのは共同浴場 石湯というところ、途中で会った日本人(彼は上田からの列車にご一緒したガイドの男性だ)に聞いたら、そこが良いとのことなので、迷わずに行くことにした。
風呂上りは当然、ビールに信州そば、なのだが、あまりの空腹に写真も撮らずに食べ終えてしまった。
いや~着ているポロシャツは汗まみれだし、これで新幹線に乗るというか、東京から帰れるかな~
帰りの列車は、16時9分発の上田行き、何と驚くことに、この列車に、往路でご一緒した外国人グループが乗ってきた。
昨日の東尋坊のときもそうだったし、こういう偶然って続くものなのだな。
長野新幹線(上田 17:23-「あさま628号」-18:52 東京)
別所温泉に寄ってなければ、7日は一日中列車に乗っているだけの日だった。(苦笑)
最後はもちろん、新幹線に乗って帰京するのだが、東京に着く時間がラッシュに巻き込まれる感じだな。
何だかクセになりそうだけど、4日の「病気平癒の神様、酒列磯前神社再び」のときのように、東海道新幹線に乗ろうかな。(笑)
東京から新横浜までなら、料金も870円(特定特急料金)だし、疲れている日はそれもありかもな。
2023年8月 福井・長野旅行のトピックス
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