去る4月17日は、午前中に都内で所用があったので、それを済ませてからどこかに行こうと画策した結果、新宿から特急列車一本で行ける甲府への日帰り旅行を敢行することにした。
さて、甲府の観光名所と言えば、昇仙峡が有名なのだが、そこに行くことになれば、2008年11月2日の「山梨で紅葉見物&温泉」以来、何と15年ぶりとなるところだったが、午後からでは現地滞在時間があまりにも少なそうだったので、神社めぐりに変えることにした。
特急「かいじ19号」(新宿 11:30-13:04 甲府)
新宿から甲府までは特急で1時間半の距離にある。
私が乗ったのは、11時30分発の列車だったので、甲府に着いたときには午後1時を過ぎていた。
車内は月曜日ということもあってガラガラだったのだが、大月で乗り換えて富士山を目指すのだろうか、外国人観光客の比率がかなり高かったように思える。
私の場合、JRで片道100キロを超える移動をするときは身体障害者割引が効くのだが、そのためには有人窓口(主要駅はみどりの窓口)で乗車券を購入しないといけないので、当日の天気予報を見据えて事前に買うことも多い。
まあ、17日のチケットも前日に買っておいたのだが、窓口が混んでいる駅だと、当日に購入するには時間がないことがあるので、障害者手帳もICチップを入れて、自動販売機で割引切符を買えるようにならないのかと思う時が多々ある。
もっとも、ここは裏ワザとして子供用(小学生以下)の切符を買って、有人改札で身体障害者手帳を見せればいいと言われたこともあるのだが、それも面倒なときが多いからね。
甲斐善光寺
私が甲斐善光寺へ先に行こうと思ったのは、観光案内所でどこが甲府市内の見どころかを聞いたときに、そこの最寄りバス停(かいてらす前)を通るバスがあると教えてもらったからだ。
そのバスは、甲府駅北口13時40分発の富士山駅行きの便、外国人観光客もかなり乗っていたので、甲府から直行するバスは貴重なのだろう。
このかいてらすへ行けるバスに乗れないと、身延線の善光寺駅から徒歩15分と言われたので、そうなると私が行く気になったかどうかはわからない。
甲斐善光寺は、武田信玄が信濃善光寺の焼失を恐れて創建した寺と言われており、甲府市内の見どころの一つとなっている。
それだけに平日の割には参拝客もちらほらいて、そこそこの賑わいを見せていた。
帰りは身延線の善光寺駅まで歩いて帰ったが、ランチを抜いた身にはほとんど食事をするところがないのはきつかった。
月曜日ということで、休業のところもあったし、ランチタイムを外していたからね。
この日は天気も良く、最高の散歩日和になったのだが、さすがに私の足で20分は大変だった。
甲斐善光寺のウェブサイトでは徒歩7分と書いてあるけど、私は10分を切るのは難しいだろうな。
ちなみに、御朱印は手書きでやってくれる。
今では書き置きのタイプのところも増えているのに嬉しいね。
武田神社
一旦、甲府駅に戻ってきた私は、武田神社に向かうことにした。
こちらは、甲府駅北口から武田神社行きのバスがあるので、疲れた身でも十分に行くことができるからだ。
バス停を下りると、境内の前には土産物屋が並び、さすがの観光地ぶりを発揮している。
武田神社は、その名のとおり、武田信玄公を御祭神としてお祀りしているとのこと、甲斐善光寺と双方をお参りすればご利益も倍増するのかな。
特急「あずさ44号」(甲府 17:02-18:11 八王子)
甲斐善光寺と武田神社の参拝を終えた私は、ラッシュのピークに巻き込まれないうちにと、甲府を後にする。
ところが、みどりの窓口で特急券を買ったとき、かなり混んでいると言われ、えええ、平日なのにと思ったのだが、停車駅が多い特急だったので、その分乗ってくる人も多かったのだろう。
それにしても日が長くなったものだ。
夕方の5時を過ぎてもかなり明るい。
ところで、この日に行き損ねた昇仙峡、観光案内所の話では、紅葉の時期がお勧めらしいのだが、私としては夏になったら来ることを考えようと思っている。
ただ、散策がきつそうだけどね。
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