去る3月10日、私はフト思い立って日枝神社に行くことにした。
今年は昨年と違ってムキになって神社めぐりをしようとは思ってないのだが、2週間に1回くらいは気晴らしに出かけようと思ったからだ。
日枝神社は、東京メトロの溜池山王駅から徒歩数分のところにある。
神社には珍しくエスカレーターがあるので、私のような歩行に難がある人でも楽々と境内まで行けるのがいい。
ここは、江戸城の鎮守として徳川家の崇敬は特に篤いと言われるだけあって、由緒があることで参拝客を惹きつけているようだ。
それでも初詣の時期でもない平日では、参拝者もまばらなのは仕方ないのか。
ところで、この日枝神社は、至る所に「マスクの着用をお願い致します」とあるのだが、それも3月13日のマスク自由化（笑）を迎えれば撤去するのだろうか。
結局のところ、神社でマスクをさせる理由って何だったのだろうか。
私に言わせれば、屋外ではさせる必要がないし、屋内であっても、神社で騒ぎ立てる人などいないだろうから、ほぼ不要だ。
もっとも、13日のマスク自由化（笑）を控えて、「マスクの着用をお願い致します」とあっても、私を含めてノーマスクの参拝客もいたし、外国人観光客はほぼノーマスクだった。
もはや、感染対策にもなっていない、着用の目的が形骸化しているマスクをビッチリと付け続ける日本人参拝客、果たして彼らは13日になれば、マスクを外すのだろうか。
日枝神社での参拝を終えた私は、ランチを取っていないことに気づいたのだが、東京メトロの溜池山王駅周辺にはあまりレストランなどがなさそうだった。
唯一あったのが「支那麺はしご」というラーメン屋だった。
ここは、だんだん麺というのがお勧めらしいので、私もそれを食べることにした。
そう言えば、ラーメンなど久しぶりに食べた気がした。
腎疾患を患ってからできるだけ塩分の多い食事を控えてきたのだが、たまにはいいだろう。
私が一連のイベントを終えたのが午後1時半、そのまま帰宅しても特にやることがないので、「築地ワインスタンド88」へ行くことにした。
この日は軽くワインを飲んで和牛串をいただいて終わりにしたのだが、あらっきー曰く、お客さんが毎日押し寄せて、ハードな日々を送っているとのことだ。
まあ、商売繁盛なのは良いことだが、身体を壊さないようにね。
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