去る2月17日は、「日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」の公開実況中継の日だった。
今までは門下生(有料会員)募集と絡めて行われていた公開実況中継を、今年からは定期的にやるようにしたようだ。
そのおかげで、この日は快勝を収めることができたのだが、いつもこのようにいけば良いと思う。
居合抜き1分トレード〜太陽誘電
公開実況中継のときは、川合さんが「居合抜き1分トレード」については触れないので、いつも通り、自分の才覚でトレードすることになる。
2月17日は、16日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,480円と前日比190円安と、大幅なマイナスで終わったのに加え、16日の米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,696.85ドルと15日の終値に比べて431.2ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,855.83ポイントと15日の終値に比べて214.76ポイント安となり、日本市場も下落が予想された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
この日の「居合抜き1分トレード」は、「居合抜きツール」の常設銘柄の一つである太陽誘電(コード:6976)一本に絞ってトレードした。
ツールの形状は売り優勢、寄り付き後は1%利確ラインに達するのも時間の問題かと思ったのだが、9時5分過ぎから反転、ここは200株を入れていたことだし、欲張らずに0.5%利確ラインで決済した。
結果的にはそれが正解で、欲張っていたら損切になるところだった。
新興市場株のトレード
2月17日の東証マザーズ指数は、寄り付きから下落トレンドだったので、「急騰傍受ツール(買い推奨)」より「トルネード1%ツール(空売り推奨)」の方を見た方が良いと思えた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
ライフドリンクカンパニー~同値撤退のつもりが微損
新興市場株をトレードするときの難点は空売りがしづらいことだ。
そこで、比較的上昇しやすそうな銘柄を選んで買いを入れたのだが・・・
9時15分に、ライフドリンクカンパニー(コード:2585)に関して「急騰傍受ツール(買い推奨)」のシグナルが出たとき、株価が2,931円、前日出来高比が15.89倍、前日5MA比が16.6%と、出来高が大きいことが支えになっていた。
ところが、3,000円の節目を超えたところでトーンダウン、上昇に陰りが見えたので、最悪は同値撤退ということで、逆指値付通常注文(ダブル指値)を入れたところ、同値を割り込んで損切決済となった。
グリーンズ~チャットで賑わった銘柄だったが微益決済
グリーンズ(コード:6547)は、17日の実況中継中に話題となっていた銘柄の一つだった。
9時21分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」でシグナルが出たとき、株価は1,300円、前日出来高比が18.85倍、前日5MA比が10.1%と、かなり良さげな感じだった。
しかも株価はシグナル点灯後も順調に上昇を続けたため、これはいけそうだと乗ってみたのだが、9時半以降は株価が伸び悩み、結果的には微益決済となって手仕舞いとなった。
マイクロアド~実況中継中のホット銘柄に乗って快勝
マイクロアド(コード:9553)に関しては、この日の川合ツール(急騰傍受、トルネード1%)にはシグナルが出現しなかった。
ただ、川合さんが実況中継中に盛んに言及していたので、私もチャートを見ながら買いトレードしてみた。
一回目は買値2,597円、売決済が2,636円(1.5%)、二回目は買値2,595円、売決済が2,650円(2%)の利鞘を稼ぐことができた。
これだけでこの日の利益の大半を稼ぐことができたので良しとしよう。
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