2021年6月1日に「人間万事塞翁が馬~突然ですが、国際親善病院に入院します」と書いてから私の透析人生は始まった。
そして、結果的に6月25日に「悪夢の難病宣告~急速進行性糸球体腎炎」と言い渡され、私の生涯に渡る闘病生活が確定した。
それから1年半、人工透析患者の常ですっきり元気という日などほとんどない。
透析病院で医師からは「具合はいかがですか?」と毎回聞かれるが、まるで、死を間近にした高齢者に対する挨拶のように聞こえるのは気のせいか。
半死人が延命治療を施されているのだから当たり前のことなのだが、その状態を放置し、日本における腎移植が遅々として進まないのは、まさに透析利権のためだと言ったのは、皮肉にも臓器移植法違反で逮捕されたNPO法人 難病患者支援の会の代表理事、菊池仁達(きくち ひろみち)氏である。
実際のところ、私は、少しの油断で水分を過剰に(人工透析患者としては)取れば、まるで喘息患者のようになるし、「命の119番〜7月下旬に肺炎で1週間の再入院」とか、「帰国早々に肺炎で入院~2021年の年越しは病院で」などと、統計で言う2割の患者が発病2年以内の死というものを覚悟したときもあるくらいだ。
便通も健常者のように出るわけではない。
透析病院の看護師曰く、水分の補給がままならない人工透析患者は、便秘になる人も多く、彼らは下剤を処方されており、実際のところ、私も整腸剤を処方してもらっている。
ところが、あるとき「カンロ ノンシュガー果実のど飴」を一袋平らげたら、便秘どころか下痢になってしまった。
このときは便秘の反動で一気に宿便が出たのかと思ったら、その後も何回か同じ飴を平らげるたびに、その日に限っては便通が良くなっていることに気づいた。
そこで私は、透析を受けている暇な時間に、飴の入った袋の裏側の記載を読んでみた。
本品は消化されにくい原材料を使用していますので、場合によっては一時的にお腹がゆるくなることがあります。
そうかと私は合点がいった。
これは、人によって個人差があると思うが、私の場合は、半袋程度を平らげると良さげなことがわかった。
いかがだろうか。
私のブログをご覧の方の中には私と同じように透析人生を送っている人もいるだろう。
便秘でお困りであれば、一度試してみたらいかがだろうか。
コメント