去る1月30日は川合式デイトレードの後、天気が良かったこともあって、地元にある平戸白旗神社にお参りすることにした。
神社自体はこじんまりとしたものだったので、今回のコラムはデイトレードのことを中心に書いていきたいと思う。
居合抜き1分トレード
1月30日は、27日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,410円で前日比50円高と、若干のプラスで終わったのに加え、27日の米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、33,978.08ドルと26日の終値に比べて28.67ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,621.71ポイントと26日の終値に比べて109.3ポイント高となり、日本市場も上昇が期待された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
エムスリー~いきなりの逆行で損切
エムスリー(コード:2413)は、かつての東証一部市場(現在のプライム市場)の花形銘柄の一つだったのだが、ここ数年は下落トレンドなので、あまり「居合い抜きツール」にも出てこなくなったが、この日は買いでいけそうな感じで気配値が信仰していた。
ところが、蓋を開けてみると、寄り付きから下落して、マイナス1%損切の憂き目に遭った。
ダメな銘柄は買いでやるべきではないな、と真剣に思った。
イビデン~手堅く0.5%利確
「居合い抜き1分トレード」のもう一つの候補は、イビデン(コード:4062)だった。
価格が5,000円台ということもあって、今回は無難に0.5%利確ラインで決済することにした。
結果は、こういうときに限って1%でも到達できたという皮肉なことになった。(笑)
新興市場株のトレード
1月30日の東証マザーズ指数は、寄り付きから上昇トレンドだったので、「トルネード1%ツール(空売り推奨)」よりは「急騰傍受ツール(買い推奨)」の方を見た方が良いと思えた。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
ゲンダイエージェンシー~出来高急増銘柄は強かった
「トルネード1%ツール(空売り推奨)」でゲンダイエージェンシー(コード:2411)に関して、シグナル4が出たのは9時27分だった。
株価は410円、前日出来高比が58.86倍、前日5MA比が14.8%となっていて、空売りを仕掛けるには出来高の急増が気になったのだが、その懸念は見事に的中してしまった。
チャートを見ると、結果的にはタイミングの問題だったかもしれないが、それほどの下げは見られなかったことからも空売りの妙味はなかったかもしれない。
Pluszero~寄り付き後の上昇に乗って利確
Pluszero(コード:5132)は、30日の川合さんのツールには出てきていないが、ここ数日の注目銘柄として私も値動きを気にしていた。
この日も寄付きから素直に上昇していたことで、2回ばかり買いトレードをしてみた。
結果は、2回とも満足いく利確となり、この日のトレードをプラスで撤収することができた。
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