2023年1月22日、23日で行った大人の休日倶楽部パスの旅の初日は、仙台から鳴子温泉まで快速「風っこストーブ湯けむり号」というストーブ列車に乗ることにした。
この日の宿泊先を日本海側のあつみ温泉にしていたことで、鳴子温泉は日帰り湯を楽しんだだけで、午後にはあつみ温泉へと向かったのだが、今回のコラムでは、東京から鳴子温泉までの旅路を書いてみたいと思う。
東北新幹線「はやぶさ203号」(東京 7:08-8:40 仙台)
1月22日、私は、仙台発の快速「風っこストーブ湯けむり号」に間に合わせるため、東京発7時8分の「はやぶさ203号」に乗って仙台へと向かった。
これほどの早起きを強いられるなら、11月29日の「東北新幹線で仙台へ再び」のときと同様に、21日に仙台で前泊も考えたのだが、今回は高級温泉宿(!?)への宿泊が控えているので、少し節約することにしたのだ。
快速「風っこストーブ湯けむり号」(仙台 9:07-11:01 鳴子温泉)
仙台駅
「風っこストーブ湯けむり号」は、仙台から鳴子温泉までの区間を結ぶストーブ列車で、私が旅した1月22日が運転日に当たっていたため、急遽指定席を取ることにした。
席は窓側に空席がなく、通路側しかなかったのだが、結果的にストーブ列車は景色を楽しむものではなく、車内のイベントを楽しむものだったので、通路側の方が移動するのに楽だった。
これはお馴染みの横断幕、今年のゴールデンウイーク明けには、スタッフがマスク姿で駅舎にいることもなくなるといいのだが・・・
ストーブ列車の楽しみ
仙台駅を出発してすぐに2号車の連結部分側にあるストーブには乗客が集まってきていた。
ストーブを管理するスタッフは男女1名ずつ、集まってきた乗客は、ストーブで焼き物をしようと思っている人たちだった。
ストーブの上には早くもお餅や仙台名物の笹かまぼこが乗っている。
私も前夜に仕入れたお餅をストーブの上に乗せて焼いてみる。
火力が強いので、油断していると、あっという間に焦げてしまう。
ストーブで焼き物をしている人は意外に少なかったので、かなり余裕でイベントを楽しめた。
熱々の餅に醤油をつけて食す。
5個入りのお餅をすべて平らげたので、これなら朝食を抜いても良かったかも・・・(笑)
古川駅
古川駅に到着したのは10時3分、ここで12分間の停車時間があるので、飲み物や軽食を仕入れることができる。
ここは、東北新幹線との接続駅なので、9時48分着の「はやぶさ103号」(東京発7時56分)で追いくことができて、ストーブ列車での楽しみも1時間は味わうことができる。
鳴子温泉駅
鳴子温泉駅に到着したのは11時1分、このまま折り返し列車が13時15分発なので、日帰り湯を楽しんでそのまま帰る人もいそうな感じだ。
実際のところ、往路は何も知らずに乗って、復路で何か焼き物をしたいと言っていた男性がいたので、余った醤油やきな粉を差し上げることにした。
鳴子温泉は前日に降った雪が少し残っていた。
これから季節が下るに従って雪深い温泉地になっていくのだろう。
鳴子・早稲田桟敷湯
私が日帰り湯として選んだのは、鳴子温泉駅からすぐのところにある「鳴子・早稲田桟敷湯」だ。
入浴料は550円、ほかにもいろいろあるので、駅前の観光案内所で確認するといいだろう。
ランチ@たかはし亭
列車内でお餅を食べたので、あえてランチは抜いても構わなかったのだが、「鳴子・早稲田桟敷湯」の目の前に「たかはし亭」というレストランがあったので、入ってみることにした。
私が食したのは「山形牛の牛丼」、鳴子温泉は宮城県なのだが、山形県との県境にも近い。
値段もそれなりのもので、2,200円と少々リッチなランチとなった。
入浴とランチを終えると、13時少し前になっていたので、鳴子温泉駅へと急ぐ。
そう、私は、ここから今夜の宿泊先である「あつみ温泉」まで行くからだ。
2023年1月 大人の休日倶楽部パスの旅のトピックス
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