9月29日の川合式デイトレードは、ほぼ定石通りにやった結果、成果をあげることができたので、10月以降もこういった日が続くことを願いたいものだと思う。
定石と言っても、新興市場株のトレードをやっている日は毎回掲載している「新興市場銘柄トレード適格基準」に沿ったものだが、自分が川合さんのアドバイスのもとに作ったルールが行かされていることが重要だと感じている。
居合抜き1分トレード
9月29日は、28日の日経平均先物夜間取引の終値が、26,470円と前日比550円高と、大幅に反発したのに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、29,683.74ドルと27日の終値に比べて548.75ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)だけは、11,051.64ポイントと27日の終値に比べて222.14ポイント高となり、日本市場も反発して上昇することが期待された。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
日揮HD~いいところなく1%損切
私が「居合抜き1分トレード」の候補の一つとして選んだ日揮ホールディングス(コード:1963)、ツールの形状は良かったものの、寄り付きから若干上げた後は、利確売りに押されて一気に下落した。
結果として、損切ラインをマイナス1%にしたことが損失を限定的に抑えることに繋がり、この日のパフォーマンスを良くしたことはプラス評価することができるだろう。
ネクソン~危なげなく1%利確
ネクソン(コード:3659)は、「居合抜きツール」の常設銘柄とあって、日々の出来高も多く、売買ともにしやすいので、この日は「居合抜き1分トレード」の候補の一つとした。
この日は寄り付き(2,560円)から一気に駆け上がり、難なく1%利確、その後は下げに転じたので、まさに「居合抜き1分トレード」の妙味が出たと言えるだろう。
アシックス~危なげなく1%利確
アシックス(コード:7936)は、「居合抜きツール」の常設銘柄ではないが、比較的頻出の銘柄である。
大きなスポーツイベントがあると活況を呈する傾向があるが、今の時点ではそういったイベントがないので、日足は上昇トレンドを描いていない。
しかしながら、この日は寄り付き(2,540円)から速攻で1%利確と、危なげない展開で勝利を収めることができた。
新興市場株のトレード~リファインバースグループ
9月29日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付きから30分ほどは上昇、その後に下落に転じるという「トルネード1%ツール(空売り推奨)」日和とも言えたチャートの動きだったのだが、私は「急騰傍受ツール(買い推奨)」のシグナルが出た銘柄をトレードしてみた。
私がこの日に狙ったのは、リファインバースグループ(コード:7375)だ。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
9時23分に「急騰傍受ツール(買い推奨)」でシグナルが出たとき、株価が2,360円、前日出来高比が14.78倍、前日5MA比が16.4%となっており、日足形状が右肩上がりだったので、買いでいくには良い形かと思った。
結果は、2,366円の建値で200株を買い、指値を2%利確ライン(2,414円)にしてトライ、首尾よく利確できたため、この日は満足な結果を収めることができた。
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