9月22日の川合式デイトレードは、21日のストップ高銘柄の持ち越し分の決済をメインに、「居合抜き1分トレード」を組み合わせて久々の大勝となった。
9月17日付の「デイトレ瞬殺2万円、神社めぐりにしゃぶしゃぶの夕べ」でも書いたように、これからは、ストップ高になりそうな「急騰傍受ツール(買い推奨)」でシグナルが点灯した新興市場の低位株(概ね株価1,000円前後)を持ち越して決済するという方法を取り入れると良いのではないかと思い始めてきた。
居合抜き1分トレード~パーク24の空売りで盤石
9月22日は、21日の日経平均先物夜間取引の終値が、26,800円と前日比230円安と、大幅なマイナスで終わったのに加え、米国市場も、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、30,183.78ドルと20日の終値に比べて522.45ドル安、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、11,220.19ポイントと20日の終値に比べて204.86ポイント安となり、日本市場は厳しい展開が見込まれた。
「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。
パーク24(コード:4666)は、かつて「居合抜き1分トレード」の候補として常連の銘柄だった。
今でも時折トレード候補銘柄として上がってくることがあるが、私がトレードするときは、不思議に空売りになることが多い。
9月22日も地合いの悪さと相俟って空売りを仕掛け、寄り付き(2,049円)からわずか数分で1%利確と盤石だった。
新興市場株のトレード
9月22日の東証マザーズ指数の値動きは、寄り付き直後こそ地合いの悪さから下落したものの、6月20日の607.33ポイントを最安値に、週足ベースでは緩やかな上昇トレンドを描いていることもあり、この日もマイナス圏からプラス圏にいく勢いがあったので、「急騰傍受ツール(買い推奨)」に目線を移してトレードした方が良さげな感じだった。
新興市場銘柄トレード適格基準 | 前日出来高比 | 前日5MA差異 | 日足形状 |
急騰傍受ツール(買い推奨) | 10倍以上 | 概ね6%以内 | 上昇基調であること |
トルネード1%ツール(空売り推奨) | 概ね7倍以内 | 10%以上 | 特に問わない |
VALUENEX~前日ストップ高銘柄を決済
VALUENEX(コード:4422)は、21日の「急騰傍受ツール(買い推奨)」でシグナルが出て、そのままストップ高まで上昇した。
そのまま22日も高く寄り付いた後、乱高下を繰り返し、9時26分の「急騰傍受ツール(買い推奨)」でシグナルが出た後、そのままストップ高までいった。
私は、寄り付き前にトレーリングストップを入れて、様子を見たところ、始値が1,870円だったのに、私の決済価格が一気に1,770円まで落ちたのにはびっくりした。
それでも総額で4万円超の利益を得られたので、「居合抜き1分トレード」の利益とともに撤収しようと考えた。
しかしながら、急騰シグナルが出たときに、物凄い勢いで上昇していくのを見て、おっとり刀で成行買い、指値をストップ高においていたら、数分で決済されていた。
その後、ストップ高は剥がれて、一気呵成に下落したので、私の見立ては正解だったと言えよう。
ビーマップ~空売りのタイミング合わずか?
ビーマップ(コード:4316)は、9月21日にも私が注目していたのだが、日足が陰線引けだったことと、22日の気配値が売り優勢だったので、空売りでかなりいけるのではないかと思ってトライしてみた。
確かに、寄り付きから下落はしたものの、思ったより伸びなかったばかりか、途中で逆行して損切の憂き目に遭った。
ちなみに、この銘柄は、「トルネード1%ツール(空売り推奨)」で何回かシグナルが出ており、それに忠実にやっていれば勝っていたような気がするが、果たしていかに・・・
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