倉敷美観地区と水島臨海鉄道

2022年4月　岡山・広島の旅

2022.04.142023.12.02

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4月10日の朝、岡山に到着した私は、駅構内にあるドトールコーヒーで朝食を済ますと、倉敷へ向かうことにした。
岡山県下の見どころの一つが倉敷だと思ったからだ。

もっとも、私が乗った「サンライズ出雲・瀬戸」は双方とも空席があり、出雲に乗っていれば倉敷まで直行できたわけだが、朝食を取るとしたら岡山駅の方が早朝から営業している店がありそうだったので、そこで途中下車をしたわけだ。

岡山から倉敷へ

岡山から倉敷までは山陽本線と伯備線の双方の列車が行き来するので、地方都市の割には移動にはそれほど不便さは感じない。
私が倉敷へ移動したときも、播州赤穂発新見行きの普通列車（伯備線）と、岡山始発の糸崎行きの普通列車（山陽本線）のどちらに乗るか選ぶことができたくらいだ。

7時41分着の列車（岡山発7時25分）で、私が倉敷駅に到着したとき、当然のことながら市の観光案内所（9時から19時）はやっていなかった。

そこで、倉敷観光WEBを見ると、「一日たっぷり楽しめる！　水島臨海鉄道沿線の旅」というのが、モデルコースの一つとして載っていた。
どこへ行くにしろ、朝の8時からやっている施設などないと思われたので、水島臨海鉄道の電車に乗るのもいいかと倉敷市駅へ足を運んだ。

ちょうど倉敷市駅に着いたとき、8時1分発の列車があるということで、私はそれに乗り込んだ。
どこへ行こうかと思ったのだが、水島商店街（栄駅下車）は店がやっていなければ意味がないので、水島駅で降りて、工場を外から撮影してみることにした。

ところが、私は歩行に難があるのに加え、この日は夏がやってきたかのように暑かった。
半袖のシャツは持ってきていたが、とりあえず、上着を脱ぐだけに留めて、観光を続行した。
ウェブサイトにはいろいろな企業があるかのようだったが、私の目を惹いたのは石油コンビナートだった。（笑）

工場見学は、個人の観光客が当日いきなり行ってもできないようで、未だに中国地方の人しか見学不可という中国電力のような企業があるのが信じられなった。

水島駅から終着駅の三菱自工前の区間で、進行方向左側の車窓に水島港が見えるので、思わず写真を撮る。
ここがどちからかの駅から近ければ良かったのだが、残念ながら車でないと行けないほど遠かった。

日曜日に工場にやってきても何もないのは当たり前か。
終着駅の三菱自工前は、その名のとおり、三菱自動車工業水島製作所に通勤するための駅なのだろう。

水島臨海鉄道、乗ってみたのはいいが、意外に本数が少ない。
特に、終着駅の三菱自工前は、通勤時間帯を過ぎると極端に本数が減り、私が乗った9時8分発の列車を待つまでの時間が長かった。（笑）

倉敷に来たらMUST SEEというのが美観地区、ウェブサイトのモデルコースにも「美観地区で自然を楽しむ　町並散策＆川舟クルーズ！」というのがあったので、さっそく行ってみることにした。

倉敷駅から美観地区までは歩いて行くこともできるが、大原美術館を通るバス（両備バス　倉敷循環線）があるときは、それを使った方が楽だ。

ところが、川舟クルーズはわずか6人乗りの小舟でやるので、私が行った時には11時半まで満杯だと言われた。

午後には倉敷を出ることになっていた私は、川舟クルーズを諦め、人力車で町めぐりをしてもらうことにした。
最近では人力車による観光に嵌った私、この日も特別コース（23分：5,000円）でお願いすることにした。

人力車の俥夫が絵になるところで写真を撮れと指示してくれるので、そういった点でもいいかと思う。
特にこの日（10日）のような暑い日は、歩行に難がある私にとっては徒歩での散策はキツイ。

最後は、倉敷美観地区の建物をバックに記念写真、ここは絵になるところが多いのだが、何と人が住んでいるところもあるとのことで、維持が大変だろうなと思う。

「ずっぽしは株式会社トレードトレードの登録商標(trademark)です！」とのことだが、一般には卑猥なセリフと言った方が通るだろうな。
それとも麻雀用語で「カンチャンずっぽし」とも言うことあるが、どっちが通りがいいだろうか。

パノラマモードで撮ってもらうとこんな感じ・・・
すでに陽の光の注ぎ方が夏だよね。

でも、そんな中でもほとんどの人はマスク、高齢者で倒れる人はいないのか。
川舟クルーズで乗船客はマスクしろとか書いてあったので、私も試しに付けてみたが、速攻で諦めた。
夏日に屋外でのマスクは異常です！

倉敷美観地区を人力車で回ってもらい、一通りの写真を撮った私は、カフェでの休憩を挟んで倉敷駅へ戻ることにした。

倉敷駅に着いたのは12時前、予定より若干早めだが、ランチをどこで取るかと思った時、駅弁を買って車内で食べるのがベターだと思った。
岡山エリアの列車は、幸いなことに普通列車であってもクロスシートの車両が多いので、駅弁などを食べるには都合がいい。

そう考えた私は、倉敷駅構内にあった「とんかつ新宿さぼてん」で弁当を買って、列車に乗り込むことにした。
とりあえず、これにて10日の午前の部は終了、午後はどんな展開が待っていることだろうか。

2022年4月　岡山・広島旅行のトピックス