皮膚科の通院の合間に川合式トレーディング

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相鉄線弥生台駅

4月8日のトレードのことは、最初の構想では、通院の合間にトレードしたことを坦々と書くつもりだったが、あまりにもマスク強要社会への怒りが収まらなく、時事系のコラムが長文になってしまいそうだったので別建てで書くことにした。

まあ、トレードのことは書かなくてもいいかなと思ったが、せっかく資料を準備したので、それを生かすことにした。

居合抜き1分トレード~東京ガス

2022年4月8日 日経平均株価のチャート

4月8日は、7日の日経平均先物夜間取引の終値が、27,000円と前日比40円安と、小幅なマイナスで終わったのに対し、米国市場は、NYダウ(Dow Jones Industrial Average)が、34,583.57ドルと6日の終値に比べて87.06ドル高、ナスダック総合指数(NASDAQ Composite)は、13,897.30ポイントと6日の終値に比べて8.48ポイント高となり、日本市場はどっちつかずの展開が予想された。

2022年4月8日 デイトレードの結果

「居合抜き1分トレード」というのは、2022年4月4日付で掲載した「東証市場再編初日も好スタートのデイトレ」にあるように、前夜にトレード候補として抽出された東証プライム市場(旧1部)銘柄に関して、9時の寄り付き前の気配値を見て、寄り付きの成り行き売買で勝負する手法で、約定価格の0.5%から1%で利確、マイナス2%で損切というルールを持って行うデイトレードである。

2022年4月8日 東京ガス(9531)のチャート

この日の「居合抜き1分トレード」は、東京ガス(コード:9531)と、ニコン(コード:7731)に絞って、買い注文をしていたが、川合式の定石に従って、東京ガス(コード:9531)は手堅く0.5%ラインで利確、ニコン(コード:7731)は9時2分30秒ルールを適用して買い注文を取り消した。

結果的に、8日のニコン(コード:7731)は寄り天の様相で下落をしたため、買い注文を取り消したことは正解、東京ガス(コード:9531)も利確ラインを1%から0.5%に落としたので、利幅は取れなかったが、この日は負けなかったことが良かったと言えよう。

途中参戦でコスモエネルギーHDを買建

8日の「居合抜き1分トレード」の成果は、負けなかったというだけで、1日当たりの利益としては微々たるものであった。

そこで、私がやったのは「居合抜きツール」の形状が良かったものの、トレード候補に入れなかった銘柄の再検証である。
ざっと見た感じ、日足形状も良いコスモエネルギーHD(コード:5021)が、寄り付きから上昇し、さらに、途中参戦しても利益が取れそうだった。

2022年4月8日 コスモエネルギーHD(5021)のチャート

結果は、3,217円の建値、「居合抜き1分トレード」であれば、とっくに利確決済(始値 3,150円)されている価格だが、さらに、ここから1%(3,250円)まで上昇して利確することができた。
まさに川合さんの動画のストーリーそのままの展開になったのである。

新興市場株のトレード~ANAP

2022年4月8日  東証マザーズ指数のチャート

8日の東証マザーズ指数は寄り天気味の様相で下落した。
これが下落トレンドの渦中にある指数(銘柄)のチャートなのだろう。
これでは新興市場株の買いトレードは難しいなと思っていたら、ひょっとした思い付きでトレードした銘柄が利益を運んでくれた。

2022年4月8日 急騰傍受ツール(買い推奨)

それは、2021年2月25日付の「川合式デイトレード~急騰銘柄の勝負の肝はサインの頻発にありか」に照らして有力な銘柄に見えたANAP(コード:3189)だ。

新興市場銘柄トレード適格基準 前日出来高比 前日5MA差異 日足形状
急騰傍受ツール(買い推奨) 10倍以上 概ね6%以内 上昇基調であること
マザーズ1%ツール(空売り推奨) 概ね7倍以内 10%以上 特に問わない

一応、自分ではこのようなトレード基準を設けているが、シグナルの点灯頻度によっては、これを無視することもできる。

7日のタカトリ(コード:6338)のときは裏切りのサインとなったのだが、何が違うのかというと、シグナル点灯ごとに株価が上がっているかどうかだ。
それでも川合さんは、あまりに低位株はリスキーな動きをするからと言っていることが多い。

2022年4月8日 ANAP(3189)のチャート

実際のところ、422円の建値に対して、指値430円(2%)としたのだが、チャートを見る限り、なかなかスリリングなトレードだったようだ。
もちろん、この日はこれで撤収、トータルで10,000円超えの利益なので良しとしようか。

ちなみに、11日の引け後に発表された決算は「ANAP、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で34%の赤字」となり、株価も素直に下落、当分の間、川合ツールにラインナップすることもないだろうか。

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