私が国際親善総合病院へ通院するとき、診療科によって、午前と午後にそれぞれ予約を入れなければならないときがある。
そんなとき、午後の診療が始まるまでに、ランチを取るだけでいいときと、どこかで時間を潰した方がいいときがあって、近くに神社がないか探したときに見つけたのが、今日(3月29日)行った御霊神社だ。
今日、ここへ行こうと思った理由の一つは、昨日(3月28日)、旭高校時代の友人が亡くなったことを聞いて、彼の冥福を祈ろうと思ったこともある。
境内に入って、おおっと思ったのは、手水舎(てみずや)が健在だったことだ。
2020年にコロナ禍になって以降、感染防止対策の名のもとに、手水舎(てみずや)を一時閉鎖するところが多くなっていたからだ。
私以外には誰もいない静かな境内は、満開の桜が咲き誇り、これだけを見に来てもいいくらいだった。
御霊神社へのアクセス方法は、相鉄線の弥生台駅か、JRの戸塚駅から神奈中バス(戸39、戸79系統)に乗って西が岡1丁目バス停で下車し、宮の台幼稚園を目指せばいい。
横浜市泉区のウェブサイトによれば、御霊神社に関して以下のような説明がされている。
祭神は、鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)と、日本武尊(やまとたけるのみこと)の二柱で、旧鎌倉郡内に多くある御霊神社の一つです。
拝殿右横の小さな瓦葺きの建物は、昭和20年(1945年)の終戦まで中和田小学校の奉安殿(ほうあんでん)だった建物で、木造の学校建築物としては区内最古のものです。
境内には古式消防器具保存庫、宮本湊(みやもといたる)先生の徳をたたえた頌徳碑(しょうとくひ)、村岡川(宇田川)源流の弁天池があります。
この神社の隣には御霊神社幼児園があり、園児たちは毎年春にはここへ来て、桜を愛でることができるのかと思った。
これだけの桜の木があるのであれば、泉区のウェブサイトにもそれを書けばいいのにと思うのだが、もしかすると、隠れた名所なのかもしれないね。
ちなみに、社務所は境内にはなく、宮司に用事があるときは、神社に隣接する自宅へ行ってくれと案内があった。
まあ、御朱印をもらうことはできないのだろうと思い、友人の冥福を祈って、退散することにした。
彼も闘病生活が長かったようだから、今後は安らかに眠って欲しいと思う。
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