私が腎疾患を患って週3回の透析が始まったことは、海外の銀行口座の維持にも影を落とし始めている。
半年前(2021年3月17日)に「コロナ禍前のタイ旅行で作ったカードアイテムの有効期限は大丈夫か」というコラムを書いたときは、コロナ禍が収まれば、現地渡航ができると踏んでいたのだが、今となってはそれも困難になってしまったからだ。
半年前にコラムを書いたときから少しずつお金を下ろしていた私は、現時点でいくら残っているのか、カシコン銀行(Kasikorn Bank)のインターネットバンキングにアクセスして確認してみた。
元々、この口座は、2013年夏のインドネシア・タイ旅行の途上、将来のタイ渡航時の小遣い用に開設したものなので、大した金額は入っていない。
9月16日時点での残高は、3,162.11バーツ(10,362円)で、バーツ円の為替レートは円高方向に振れているので、下手をすると10,000円を下ろすことができなくなる。
ところで、前回のコラムでも書いたATM/Debit Card Annual Fee(キャッシュカード/デビットカード年会費)の350バーツ(約1,200円)が、2022年早々に引き落とされる予定なのと、日本の銀行での引き出し手数料を差し引くと8,000円は下ろせることになろうか。
もっとも2023年以降も同じことなのだが、いずれ資金が枯渇するのは間違いないので、今年中に残高をなくして、あとは先方の銀行任せにしようかと思っている。
ちなみに、インターネット上の情報だと、残高がマイナスになって、次回の更新の際に清算という形になるようだが、とりあえず様子を見ようかと考えている。
いずれにせよ、現在の私の身体状況では、現地での透析なしでは、バンコク往復が精一杯、それもいつ行けるかわからないからね。
コメント
カシコンバンクに2013年に預けた定期預金やATMカードはそのままにしていた場合は
休眠預金として扱われるのですか?手続きしなければならない場合、方法を教えて下さい。
米山様、休眠というのは正確な用語でなく、私が勝手にそう呼んでいるだけです。
デビットカードの有効期限が過ぎると、おそらくお金をATMから下ろすことはできなくなるでしょう。
しかし、現地で手続きすれば復活すると思います。
要は、その使えない期間を私は休眠と書いただけです。