新宿駅で感じた通勤再開への恐怖

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横浜駅

今からちょうど半年前、「新天地へ初出勤~時差出勤OKで川合式デイトレも可能に」と書いたとき、下肢障害を持った私は、ラッシュのピークを避けて通勤できることにホッとしたことを覚えている。

しかしながら、わずか2カ月勤めただけで入院の憂き目に遭い、腎疾患(難病)を宣告されるにあたって、8月24日の職場復帰(復職)の面談でも、自宅療養継続という診断が下された。
そのときに私が懸念したのは、夜間透析をすることになった場合、少なくとも該当日だけは、時差出勤をすることができなくなることだった。

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もちろん、このときから10月からの職場復帰(復職)に向けて、勤務先に近い透析病院の選定などを進めていたのだが、頭を離れなかったのは、2020年6月12日に書いた「2か月の巣ごもり生活でウイズコロナ時代の通勤は無理と思えた夏」のことだった。

今年の2月に再就職が決まった後、満員電車での通勤が遠い過去になった今、そこに舞い戻ることができるのか、常に自問自答の毎日だったが、今まで実際に体験する機会はほとんどなかった。

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ところが、去る9月1日、恒例の高円寺詣の日だったのだが、私は新宿駅の中央線下りホームに立ちすくんだまま、しばし動けなかった。
午後4時過ぎという時間帯にもかかわらず、「テレワークは死語か」と言わんばかりに、目の前の電車は吊革に掴まれるかどうかのレベルだったのだ。

2020年2月当時、戸塚共立リハビリテーション病院の理学療法士のOさんに「東京まで通勤できるようになりたいんでしょ!」と叱咤激励されていたのがウソみたいだ。
今では、退社のピーク前の電車を見て卒倒しそうになっている自分が、そんなことは絶対にできないと言うだろう。

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私は、新宿から乗った中央線の混雑に、私は通勤再開の恐怖しか感じなかった。
もちろん、新宿と横浜では混雑度が違うことはわかっている。
生理的な恐怖を感じたのだ。

私が新型コロナウイルスに感染するとしたら、旅行先でなく、通勤電車内の方が確率が高いだろう。
2021年5月23日付で掲載した「飲食・サービス業を目の敵にすれば医療崩壊は防げるのか」の中で、私はこうも書いた。

私も再就職して1カ月以上経ったが、最もリスキーなのは、業績が悪化した会社などで、おざなりな感染防止対策しか打てず、マスクを過信する多くの職場と、彼らが大挙して乗っている通勤電車と断言したい。

それと同じくして、私は愚かな為政者やマスコミに怒りが湧いた。
飲食店で酒を出すなとか、くだらないことを言う暇があるなら、各都道府県知事と経団連の十倉雅和会長の前で、ターミナル駅の通勤ラッシュの惨状を見せて、「テレワークは死語か」と問い、サラリーマンの人流抑制を言ってみろと・・

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私は高円寺詣の帰り、混雑する中央線の電車の中でフト思った。

2021年8月2日から31日まで実施された「日本で、ロックダウン(都市封鎖)をするべき?」というヤフーアンケートで、回答総数960,134人のうち、何と80.2%(769,740票)が賛成であったおぞましい理由がわかったのだ。

2017年10月4日付で橘玲氏が掲載した「日本人は『会社が大嫌い』で『会社のことを信用していない』」が、日本のロックダウン支持派の屈折した感情の根源だったのだ。

つまり、ロックダウンになれば、大手を振って会社に行かなくても済むからだ。
昨年は、緊急事態宣言でテレワークなどが浸透したかに見えたが、上っ面だけで、日本の組織は何も変わらなかった。

働き方改革もコロナ禍における緊急事態宣言も何も功を奏しなかった。
かくなる上は劇薬を撒け!ということだろう。
それで、日本経済がどうなろうと知ったことではない。
会社に行きたくないんだ・・・俺たちは・・・だ。

数か月であってもテレワークをすれば気づいてしまったのだ。
ヨスさんが言うように「日本で働きたくない理由とは? 日本の会社は劣悪な環境ということに気づきましょう」ということに・・・

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