特急ひたち3号で常磐線を完乗して仙台へ

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上野駅

2020年11月27日から4日間に渡る「大人の休日倶楽部パスを使った乗り鉄の旅」が始まる。

最初は、常磐線を完乗する「特急・ひたち3号」(上野 8:00-12:31 仙台)の旅だ。
今年の3月14日から常磐線が全線で運転を再開されたのを機に、私も四半世紀ぶりに乗ってみようと思ったわけだ。(2020年1月17日 JR東日本ニュースリリース-常磐線(富岡駅~浪江駅間)の運転再開について

上野駅

東北新幹線で行けば、最速の列車(はやぶさ号)なら1時間半ほどで行けるところを、4時間半かけて行こうというのだから、酔狂と言われても仕方がないだろう。
しかも、平日の8時発の列車に乗るために、わざわざ上野で前泊までしたのだから、自分で言うのも何だが、筋金入りである。

上野駅

買う前に確認すれば良かったのだが、私が乗る「特急・ひたち3号」は途中のいわきまで車内販売があるので、乗車前に慌ててオヤツを買う必要はなかった。

上野駅

ちなみに、大人の休日倶楽部パスを提示すると、JR東日本エリアの駅構内にあるNewDaysでは10%引きで商品が購入できる。
それに加え、Go Toトラベルを使った場合は、地域共通クーポンも使えるので、使い道に困った場合は、駅の売店で使うという手もあるだろう。

特急「ひたち3号」

上野を出発して1時間ほどで茨城県の土浦に到着する。

水戸まではそこそこ乗客もいるが、行楽シーズンから外れた平日ということもあって、車内はガラガラだ。
わざわざ指定席を取る必要もないほどだが、首都圏発着 在来線特急のご案内によれば、特急ひたち号は、基本的に全車指定席だ。

自由席というカテゴリーはないので、乗車時刻が決まっていない場合や、乗車予定の列車が満席の場合は座席未指定券を買うそうだ。
そういった場合の案内が、車内アナウンスと、座席の前のテーブルにあるのだが、単純に言えば、指定券を持っている乗客が来るまで自由席という扱いだ。

特急「ひたち3号」

列車が福島県に入り、湯本に到着したのが10時17分、ここには2年前、2018年8月の福島・山形の旅で来た覚えがある。
当時は、スパリゾートハワイアンズに行くために、ここで下車したのだが、今回は素通りだ。

いわき到着が10時23分、夏場なら、ここで磐越東線に乗り換えて、入水鍾乳洞の最寄り駅である菅谷へ向かうのも良いのだが、如何せん接続が悪すぎるのと、現地へ公共交通機関でのアクセスができないので、ここを目的地にするなら、最初から自家用車で行くか、東北新幹線で郡山へ行って、そこからレンタカーで向かった方がいいだろう。

いわきから先は、普通列車と、3往復だけ仙台まで直行する特急列車が走る区間になる。
未だに10年前の福島第一原発事故の爪痕が残り、荒涼とした大地が車窓から見える。
途中駅で乗り降りする乗客は、ますます疎らになり、終着の仙台まではほとんど入れ替えがなくなる。

郷土料理 みやぎ乃 エスパル店

仙台に到着したのは定刻の12時1分、ここで私は、あらかじめGo To Eatキャンペーンを使って予約しておいた郷土料理 みやぎ乃 エスパル店へ向かった。

ここは、去る11月13日にホットペッパーグルメなど、オンライン飲食予約サービスを介するGo To Eatキャンペーンの予算が上限に達するとの報道があったときに、まとめて予約したところの一つだ。

郷土料理 みやぎ乃 エスパル店

27日は、昼食後にニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所(作並)へ向かうことになっていたし、1時間に1本しかないバス(仙台市営バス 840系統)に乗るためには、のんびりと店を探している時間がなかったので、仙台駅ビル内(エスパル)のレストランに、あえて席のみ予約を入れておいた。

結果は正解で、この店はかなりの人気なのか、私が行ったときには行列までできていた。

郷土料理 みやぎ乃 エスパル店

これが私の注文した仙台膳(1,980円)、宮城名物の牛タンと白石温麺(うーめん)が一緒にあるので、これにしたのだが、とりあえずは満足、無事に13時30分発のバスにも乗れて、私は作並に向かうのであった。

2020年11月 大人の休日倶楽部パスの旅のトピックス

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