Last Run目前、世界最速の芸術鑑賞~現美新幹線に乗ってみた

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現美新幹線

今回の旅行は、2020年12月19日を最後(12月20日は旅行商品専用臨時列車)に現美新幹線が廃止されるため、それに乗ってみたいと思ったことから始まった。

当初は自由席に乗ることを想定していたのだが、11月13日のコラム「Go To Eatでお一人様ランチpart2」で書いたように、期せずして指定席が取れたことで、29日の「とき452号」(新潟 11:26-12:20 越後湯沢)を柱に、すべての予定を組み直した。

その結果、仙台から長野まで新幹線を4本、在来線を2本乗り継ぐ、壮大な乗り鉄三昧な1日となった。

仙台から大宮を経由して新潟へ

東北新幹線「はやぶさ4号」

仙台駅

乗り鉄を自認するオトコが、仙台から新潟まで行くなら、磐越西線の「SLばんえつ物語」か、米坂線の「快速・べにばな」で行って欲しいと思うだろう。

仙台駅

しかし、今回の旅行は青春18きっぷの旅ではなく、JR東日本の優等列車が乗り放題になる大人の休日倶楽部パスがあり、しかも、それを利用できる日数は、連続する4日間という制約があるのだ。
従って、私は、その特典をフルに生かすべく、新幹線を2本乗り継いで新潟へ向かうことにした。

加熱式牛タン弁当

この日は朝食も駅弁、仙台駅で加熱式の牛タン弁当を仕入れて、新幹線の中で食す。
大宮(8時59分着)までノンストップなので、現在いる乗客のほかに乗って来る人はいない。
車内は朝早いこともあってガラガラ、「三密」とは全く無縁な旅路をエンジョイすることができた。

加熱式牛タン弁当

上越新幹線「とき311号」

大宮駅

大宮では30分ほどの乗り継ぎで、新潟(10時49分着)までノンストップの列車に乗り込む。
前の列車内で朝食を終えたことで、この列車でやることは携帯の充電ぐらいだ。(笑)

大宮から越後湯沢に行くのに、直行しないで、一旦、新潟まで行くのは、現美新幹線に乗るためにほかならない。
それでも、仙台から正味2時間半で新潟まで行けるのは素晴らしいことだと思う。

新潟駅

現美新幹線「とき452号」

(アーカイブ) JR東日本「のってたのしい列車-現美新幹線」
  5年間のありがとうを込めて 現美新幹線 いよいよラストラン
  現美新幹線 Last Run パンフレット

新潟駅にて

現美新幹線

新潟駅での現美新幹線「とき452号」は、11時少し前にはホームに入っていたため、私を含めて、最後の雄姿を撮ろうという人がチラホラといた。
それでもLast Runに見られるように、撮り鉄が鈴なりになっていることはなく、余裕を持って写真を撮れる状態にあった。

現美新幹線

私は運良く指定席を取れたので、写真撮影に時間を割くことができたが、自由席に座ろうと思うならば、車内で席を確保できるまでは動けないので、それは大きなアドバンテージだったように思う。

現美新幹線

本コラムの執筆時点で、現美新幹線の運転は残り4日(12月12日、13日、19日、20日)しかないが、外観の写真を撮るだけなら、始発駅(越後湯沢か新潟)に行けば、そこそこの余裕を持って撮れるだろう。

現美新幹線

現美新幹線の指定席はわずか1両しかないので、乗車の20日前を切った時点で、それが取れたのはラッキーだったとしか言いようがないだろう。

車内を探検

現美新幹線-11号車

出発の10分前になると列車に乗り込むことができるので、外観の写真を撮るのに勤しんでいる指定席の乗客が乗ってこないうちに、11号車の空間を撮ってみた。

現美新幹線-11号車

定刻に列車が新潟を出発すると、さっそく車内の探検、まずは、13号車のカフェに行ってみる。

現美新幹線-13号車

ここは、キッズスペースを併設しているので、子連れの人たちが多くいる。
大人たちはカフェで飲み物などを注文すると、コロナ禍の折で「三密」を避けるために、自席に持ち帰るので、ここに滞在する人はほとんどいない。

現美新幹線-13号車

メニューの裏には美味しそうなスイーツが並んでいる。

現美新幹線-13号車

これがカフェで買うことのできるもの、アルコールも販売しているが、私が買ったのはツバメホットコーヒー(400円)と佐渡バターの笹団子風ケーキ(350円)だ。

現美新幹線-11号車

自席でカフェタイムを過ごした後は、再び、車内の探検に乗り出す。
カフェに行ったついでに、12号車から16号車まで一通りは見たのだが、トンネル内に入らないと、絵などに光が反射して写真を撮るには不都合だったので、長岡を過ぎてから再度トライした。

13号車のカフェのところには、古武家賢太郎(Kentaro Kobuke)さんの作品が飾られている。

現美新幹線-13号車

私が気に入ったのは14号車、写真家の石川直樹(Naoki Ishikawa)さんの作品で、「パキスタンのカラコルム山脈上にあるK2の頂へ向かう途上で撮影された作品群を展示しています。」とあるように、ここだけは異色の車両で、未だに行くことのできない海外旅行への郷愁を掻き立てられるからだ。

現美新幹線-14号車

もっとも、コロナ禍が収束しても、負傷事故後の私の身体では、パキスタンへの旅が叶うかわからないが、遠く見果てぬ夢を、新幹線の中で追うことができるとは思わなかった。

現美新幹線-14号車

7年前には「パキスタン大使館のイベント『桃源郷フンザの国パキスタン』に行ってみた」というコラムを書いたように、私もパキスタンに行ってみたいと思ったことがあり、いろいろ情報収集したこともあった。
かの国は、今ではどうなっていることだろうか。

現美新幹線-14号車

15号車は荒神明香(Haruka Koujin)さんの作品、残念ながら16号車の猪股あき(Aki Inomata)さんの作品は、トンネル内での撮影が間に合わず、カメラに収めることはできなかった。

現美新幹線-15号車

越後湯沢駅にて

越後湯沢駅

現美新幹線「とき452号」が越後湯沢に到着したのは12時20分、この列車は、そのまま12時44分発の「とき453号」として折り返すので、到着後も撮影大会が行われていたようだ。
私は、新潟駅で十分に写真を撮ったので、昼食を取るために改札口へ向かった。

魚沼の畑

私がここで乗り継ぐ列車は、13時24分発のほくほく線の直江津行き、1時間しかないので、駅から離れたところに行くのはリスクが高い。

魚沼の畑

そこで、駅構内にあった丼ぶり屋 魚沼の畑というところに行った。
食べたものは、ベタに丼物だったのだが、この店で携帯電話の充電をさせてもらえたのは助かった。

越後湯沢駅

私が十日町から乗った「越乃Shu*Kura」(14時50分発、上越妙高行き)、そして、飯山線を西へ向かい長野へ行く「おいこっと」(15時12分発)に乗り継ぐためのキーになる列車が、今回私が乗った越後湯沢発13時24分発のほくほく線の列車だ。

越後湯沢駅

上越新幹線と北陸新幹線を使えば、これらのイベント列車に乗る旅が、日帰りでもできる。
もちろん、新潟や長野県内の温泉旅館に泊まった方が旅情があるので、JR東日本の週末パスと組み合わせて企画するのもいいかと思う。

2020年11月 大人の休日倶楽部パスの旅のトピックス

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