8/3川合式デイトレード~居合抜きツール作動せず

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外貨と英字新聞

日利1.5%トレーダー川合一啓の『株式トレード攻略』」で告知されている「株式トレードの完全リアルタイム実況中継(録画あり)」も残すところ明日だけとなった。

彼がリアルトレードで実践するのは、「急騰銘柄傍受システム(買い)」と、「マザーズ1%スキャル(空売り)」による新興市場株のトレードだ。
システムから発せられるアラート(シグナルは1~4の4段階で、4が最強)によって、どう対処すべきか実演してくれる。

居合抜き1分トレード

2020年8月3日 ネクソン(3659)のチャート

私は、ほぼ毎日、「居合抜き1分トレード」という9時からの寄り付きで勝負するデイトレードをしている。
川合さんの提供している3つのトレード手法の中で、最も成績が良いからだ。

「居合抜きツール」と呼ばれる川合さんが開発した投資診断ツールは、毎朝8時半から稼働するのだが、8月3日は一部しか稼働せず、ほとんどツールなしの状態でトレードすることになった。

もっとも、私はそれに備えてエクセルによる銘柄の取捨選択もしていたので、自分の目利きが正しかったかどうかを検証するにはちょうど良かった。

私のトレードの結果

2020年8月3日デイトレード結果

その状況で、私が選んだのは、鉄板銘柄の一つである「MonotaRO(銘柄コード:3064)」と、年初来高値を更新中の「ネクソン(銘柄コード:3659)」だった。

しかし、MonotaRO(3064)は、日経平均先物など地合いが良いにもかかわらず、寄り付き前の気配値が前日比でマイナスだったため、売買ともに見送ることにし、ネクソン(3659)を買うことにした。

指値は川合さん推奨の0.5%で入れてみたが、結果的には1%でも利確できていた。
もっとも、3日の相場環境でいけば、もっと危なげない銘柄もたくさんあったようで、やはり、「居合抜きツール」があるのとないのとでは大きな差があると感じた1日だった。

ただ、川合さんのルールに厳密に沿えば、この銘柄の寄り付きが9時3分なので、その前の時点で、注文取消しが正解だったかもしれない。
実際のところ、窓開けで高く寄り付いたため、直後に株価が下落したときはヒヤリとしたからだ。

7月31日の東証1部値上がり率上位銘柄の総括

スマホを操作する女性

エクセルで抽出した下表の28銘柄のうち、銘柄コードと会社名がピーチの背景色のものは、川合さんの開発した「居合抜きツール」でも、前夜までに抽出済なので、デイトレードにはより適していたと言える。

参考までに、8月1日の日経平均先物の夜間取引終値は21,940円と180円高、7月31日のダウ平均株価は26,428.32ドルと114.67ドル高で終了した勢いで、3日の日経平均株価は寄り付きから上げて始まり、485.38円高の22,195.38円を付けて終わった。

結果論から言えば、目利きも何も、リスト内のどれに投資しても大丈夫だった感があるほど、3日の相場は安定していた。

とりあえず、下表の説明は次のとおりだ。

  • ゴールドの背景色があるものは、7月31日(前営業日)の終値より高値で寄り付いているもので、買い(ロングポジション)で入れば、1%の利益(川合さんの推奨は0.5%)が取れた可能性のあるもの。
  • 黄色の背景色があるものは、7月31日(前営業日)の終値より安値で寄り付いているもので、売り(ショートポジション)で入れば、1%の利益(川合さんの推奨は0.5%)が取れた可能性のあるもの。
  • ピンクの背景色があるものは、7月31日(前営業日)の終値より高値で寄り付いているため、仮に、買い(ロングポジション)で入っていれば、-2%の損切りラインに達していた可能性のあるもの。
    逆に、安値で寄り付いているもので、仮に、売り(ショートポジション)で入っていれば、-2%の損切りラインに達していた可能性のあるもの。
銘柄コード 会社名 7/31終値 8/3始値 高値 安値 終値
2121 ミクシィ 2,056 2,078 2,088 2,030 2,069
2151 タケエイ 1,174 1,160 1,193 1,111 1,153
2175 エス・エム・エス 2,613 2,660 2,774 2,642 2,767
2229 カルビー 3,355 3,385 3,440 3,330 3,370
2317 システナ 1,586 1,599 1,639 1,573 1,600
2412 ベネフィット・ワン 2,303 2,359 2,380 2,294 2,376
2427 アウトソーシング 582 591 649 591 646
2802 味の素 1,904 1,917 1,938 1,905 1,925
2871 ニチレイ 2,992 3,080 3,130 3,060 3,070
3064 MonotaRO 4,505 4,365 4,470 4,235 4,440
3659 ネクソン 2,730 2,829 2,865 2,790 2,829
3667 enish 929 989 1,079 (S) 976 1,079 (S)
4205 日本ゼオン 1,010 1,061 1,090 1,058 1,071
4689 Zホールディングス(ヤフー) 557 617 657 (S) 613 657 (S)
4927 ポーラ・オルビス 1,743 1,754 1,787 1,734 1,770
4980 デクセリアルズ 951 941 988 940 984
5214 日本電気硝子 1,716 1,739 1,789 1,736 1,776
5486 日立金属 1,372 1,352 1,382 1,351 1,382
6080 M & Aキャピタルパートナーズ 3,845 3,805 3,850 3,715 3,795
6504 富士電機 2,870 2,898 2,985 2,865 2,961
6723 ルネサスエレクトロニク 578 582 620 577 615
6754 アンリツ 2,512 2,540 2,563 2,473 2,483
8028 ファミリーマート 2,358 2,360 2,394 2,360 2,368
8113 ユニ・チャーム 4,758 4,750 4,775 4,690 4,734
9143 SGホールディングス 3,870 4,220 4,570 (S) 4,220 4,570 (S)
9202 ANAホールディングス 2,173 2,164 2,224 2111.5 2,134.5
9532 大阪ガス 1,944 1,974 2.036 1,973 2,026
9861 吉野家ホールディングス 1,800 1,815 1,846 1,808 1,846

7月31日の東証1部値下がり率上位銘柄の総括

こちらは、7月31日の値下がり率が上位だったもの、この日の下げは、地合いが悪かったので、やむを得なかったと見るか、その銘柄自体がコロナ禍の元ではダメなものなのか、8月以降の投資判断をするにおいて、その見極めが重要だろう。

ちなみに、下表の13銘柄のうち、銘柄コードと会社名がアクアの背景色のものは、川合さんの開発した「居合抜きツール」でも抽出済なので、デイトレードにはより適していたと言えるだろう。

銘柄コード 会社名 7/31終値 8/3始値 高値 安値 終値
1803 清水建設 756 743 751 726 740
2327 日鉄ソリューションズ 2,756 2,846 2,911 2,831 2,883
3086 J. フロント リテイリング 609 608 624 600 621
3105 日清紡ホールディングス 627 644 672 640 660
3116 トヨタ紡織 1,228 1,275 1,318 1,263 1,287
3686 ディー・エル・イー 470 505 526 460 492
5110 住友ゴム工業 876 890 903 887 893
5411 JFEホールディングス 684 687 711 676 679
6301 コマツ 2,066 2,016 2,071 1,993 2,015
6752 パナソニック 900 900.1 915.1 880.7 889.8
6857 アドバンテスト 5,700 5,800 5,840 5,520 5,610
7261 マツダ 591 596 603 565 576
7751 キヤノン 1,676 1706.5 1761.5 1705.5 1743
8771 イー・ギャランティ 2,371 2,406 2,485 2,262 2,315

急騰銘柄傍受システム

2020年8月3日 イマジニア(4644)のチャート

3日の東証マザーズ指数は、36.75ポイント高の994.98ポイントで引けた。
先週に比べると、日経平均株価ともども力強さを感じた1日で、こういう日は、空売りで勝負する「マザーズ1%スキャル」は、川合さんに言われるまでもなく、ほぼスルーでいい日だ。

従って、買いで勝負する「急騰銘柄傍受システム」だけ注目していれば良かったのだが、その中でも川合さんは神かと思えるような暗示をしていた。

特に「イマジニア4644)」については、実況中継開始後、9時14分にシグナルが点灯し、チャートを確認したときに、

「あ!!これは非常に良い形です。パーフェクトオーダーですね。」

と語気を強めにお話ししています。

これは、実際にアラートメールを受け取ったことのある人しかわからないだろうが、慣れないと次々に流れてくる情報の洪水に溺れてしまうので、ここへ辿り着くまでが大変なのだ。

ちなみに、パーフェクトオーダーというのは、対象銘柄が上昇トレンドにある場合、移動平均線の並びが、上から短期・中期・長期の順で並んでいるもので、安定上昇であることを示唆している。

とりあえず、この日は彼と同じように押し目買いを狙って指値をしていたのが外れ、おっとり刀で成り行き買いを入れて、2%利確の水準で勝ちを拾った形で終わった。
明日は、川合さんの実況中継も最終日、しっかりと総括をして今後に生かそうと思う。

コメント

  1. suomi より:

    すごい参考にさせていただいてます。いつもお世話になり、ありがとうございます。7月30日に同じやり方で7707を抽出し、かなり上がったので本当にお世話になりました。川合先生の実況も聞かせていただいており、日々学ばせていただいています。更新楽しみにしております。よろしくお願い申し上げます。

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