去る6月6日、リーマンインテリジェンスの杉本武寛さんが主宰するお金の勉強会に参加させていただいた。
今回は、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、コロナ禍の元での開催なので、最近流行りのZoom Meetingアプリを使ったオンラインセミナーだった。
今までは、彼の勉強会は大阪開催なので、たいてい私は、関西旅行を兼ねて行くことが多かった。
セミナーの講師も3回ほど務めさせていただいたことがあるが、今回のような、オンラインセミナーであれば、関西まで行かなくとも参加できるので便利だと思った。
セミナー参加のきっかけ
今回のセミナーは「コロナ後に光る銘柄の探し方」、講師は青森県在住のおせちーずさんという女性、杉本さんがフェイスブックで紹介していた彼女の略歴を見て、なかなかユニークな人生を歩まれている方と思い、話を聞いてみようと思った。
私は彼女の投資の話でなく、波乱万丈と思える人生に興味を惹かれたのだ。
きっと、面白い話が聞けそうだ。
そう思った私は、ポチっと参加ボタンを押し、参加費の2,000円を振り込んだ。
コロナショックなど金融恐慌時の心構え
そして、当日、14時から2時間半の予定で、オンラインセミナーが始まった。
理知的な雰囲気を漂わせた「おせちーずさん」の流れるような解説が続く。
私が彼女の言ったことで記憶に残ったことは
- コロナショックでは何でも売られた。でも売られ過ぎのものほど戻りも早い。
- 株価指数が下落しているときは、プロ、アマ問わず損をしている人は多い。
それでも値段が付いているということは、誰かが買っていることで、彼らは何を目論んでいるのか考えるといい。 - 相場が暴落しているとき、プロが買うのは「ネットキャッシュが多い、有利子負債が少ない」企業である。
マーケット低迷時に投資家が着目すべき指標について(2020年4月24日 Money Fool Japan)
サステナビリティが問われるようなマーケット局面で投資家が着目する指標があります。「ネットキャッシュ」です。
ネットキャッシュは企業の手元流動性(現金・預金+有価証券)から有利子負債を差し引いた金額のことで、いわば「企業が今すぐ自由に使えるお金」のことです。
仮に事業が止まっていたとしても、光熱費や家賃、税金など様々な支払いはたいていの場合待ってくれません。
設備があれば生産や利用が無くても維持費が必要です。
そんなときに手元に豊富な現金があるかないかは企業の存続にかかわる問題でもあります。
よって景気が低迷している局面ではネットキャッシュが豊富な企業に資金が集まる傾向があります。
- 業界ナンバーワン企業を狙え。
- 需要が絶えない企業は暴落相場でも強い。
- 知名度はそれほど高くなくとも、世界シェアが大きい企業も強い。
ポスト・コロナ時代の銘柄探しのコツ
厚生労働省が公表した新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」で、需要が産まれる産業や企業は、どこなのかを調べることが銘柄探しの第一歩となる。
例えば、今後も、多くの人の巣ごもり生活が続くと予想するなら、その必需品である、宅配、ダンボールなど容器製造、食品メーカー、食品スーパー、電力、ガスなどを扱う企業を探してみる。
逆に、需要が落ち込みそうなところも探す。
大規模なイベントの自粛は今後も続くと想像すると・・・
私の保有銘柄なんてダメじゃん(苦笑)
値嵩株は単元未満株(端株)投資で積立を
かつてはミニ株というのがあったのだが、今は単元未満株(端株)投資というらしい。
おお、という銘柄があったら、毎月これで買い増ししていけばいいらしい。
SBI証券に口座を持っている方で、株式投資デビューをしたばかりの人や、資金があまりない人は、これをやってみるといいかもしれない。
これがあるのは、私も知らなかったな~
- 単元未満株(S株)なら1株から取引可能なため、少額から取引ができます。
- 株を1株から購入できる単元未満株取引ですが、単元未満でも、持っている株数に応じた配当金はしっかり受け取れます。
- 注文入力は、いつでも発注可能ですが、市場への発注は1日3度となります。
おせちーずが選ぶ「あじさい」銘柄(2020年5月29日)
彼女の5月29日付のツイッター投稿で、6月の有力候補銘柄を示唆してくれていた。
あ 3333 あさひ
じ 4911 資生堂
さ 4555 沢井製薬
い 8001 伊藤忠商事こちらのあじさいはこれから見ごろを迎えます。
コメント
こんにちは。
ご紹介いただきありがとうございます。
その昔聖マリアンナ医科大学病院からそう遠くないところに住んでいました。
お元気になられて何よりです。
こんにちは。
土曜日はありがとうございました。
また、何かの機会にお目にかかれると嬉しいです。