今こそHappy New Year、心身健全守のご利益はあったのか

この記事は約8分で読めます。

聖マリアンナ医科大学病院

2020年も5月半ばにして「新年おめでとう」というのも相当にずれていると思われるだろうが、私にしてみれば、今こそHappy New Yearと言えるかもしれない。

5月14日の訪問リハビリで、理学療法士のTさんから「レンタル歩行器を返しましょう。もうカルロス(実際は私の本名)さんは不要かと思います。これからは、もう一段階、上を目指しましょう。いずれは、かつて入院していた戸塚共立リハビリテーション病院にも、電車とバスで行けるようになりますよ。」と言われたからだ。

明治神宮の心身健全守

明治神宮の心身健全守

2020年1月2日は、午後から初詣帰りのあらっきー夫妻と、ジャンク債さんが連れ立って聖マリアンナ医科大学病院へお見舞いに来てくれた。
そのときに私が貰ったのが、明治神宮の心身健全守(amulet for soundness of mind and body)、明治神宮を代表するもので、心と身体の健全のお守りだそうだ。

私は、これをiPhoneのカバーに挟んでずっと持ち歩いていたのだが、4月6日に戸塚共立リハビリテーション病院を退院してからお守りのご利益が出始め、夏ごろには社会復帰できるかもという期待も大きい今日この頃である。

2020年の年賀状ありがとう!返事は今だけど(笑)

2020年お年玉切手シート

正月には家族もお見舞いに来てくれて、そこで渡されたのが自宅に届いていた年賀状、12月に私が入院していたのを知っていた方からが半分、残りは知らずにお祝いのメッセージをくれた方だった。

もちろん、そのときに返り年賀を書くことは不可能ではなかったが、さすがに手書きで延々とハガキを書き続ける気力が続かなかった。
従って、返信はゴールデンウイークが明けてからで、届いていた年賀状の抽選結果を見たら、何と4通も当たりが入ってた。

これは、通院などで外出したついでに、宝くじでも買えってことだろうか。

看護師にも大人気!田中みな実の写真集

田中みな実写真集

2020年1月7日、グルメ仲間の友人が「田中みな実 写真集」を持ってお見舞いに来てくれた。

私はこの人のことを全く知らなかったのだが、翌日、フェイスブックのタイムラインで公表したところ、かなりのコメント数があり、病室のテーブルに置いておいたら、男性看護師がそれを見つけて話しかけてくるといった感じで、私が知らなかっただけの有名人だったようだ。

田中みな実写真集

そんなに有名人なのかと、本を開いたら、入院中の身には刺激があり過ぎかな~という感じの写真集だった。
これを見て元気になれと言われたのだが、何とも微妙なニュアンスの励ましだ。

2020年1月7日付でCNNが報じたコロナ禍の足音

外国人ビジネスマン

私が、田中みな実の写真集を病室で披露していた頃、世界では不気味なニュースが流れていた。

しかし、このときは、戸塚共立リハビリテーション病院への転院を言われていた私が、そうしたニュースを気にすることも、フェイスブックなどを通じて、友人たちが教えてくれる気配も全くなかった。

今思えば、当時は、日本人の何人がこの事実を知っていたかというレベルにあったように思う。
私の場合、自分が退院してブログを再開するにあたって調べたら、これが発端だったと知ったのである。

原因不明のウイルス性肺炎、中国・武漢で感染者続出 新型ウイルスか(2020年1月7日 CNN Japan

中国中部の湖北省武漢市で、原因不明のウイルス性肺炎の感染者が続出し、アジアの周辺国や地域が警戒を強めている。当局は、かつて多数の死者を出した重症急性呼吸器症候群(SARS)の再燃の可能性は否定した。

武漢市の衛生当局によると、同市ではこれまでに、原因不明のウイルス性肺炎に感染した症例が59例報告された。うち7人は重体になっており、全員が隔離治療を受けている。死者が出たという報告は入っていない。

世界保健機関(WHO)によると、この肺炎に感染すると主に発熱の症状が出て、多くの患者が呼吸困難を訴え、胸部のX線検査では両方の肺に病変がみられる。

今回の流行は12月下旬に明るみに出て、SARSの再来ではないかという不安が強まった。SARSは2002年に中国で初の症例が報告され、アジア全域でパンデミック(世界的な大流行)を引き起こした。

しかし武漢の当局は5日、今回の症例について、SARSや中東呼吸器症候群(MERS)、鳥インフルエンザの可能性は排除されたと発表した。

武漢の当局によれば、ウイルス感染は昨年12月12日~29日にかけて発生。患者の中には市内の海産物市場の従業員が複数含まれるという。

同市場は消毒のため、今年1月1日から閉鎖された。地元メディアによれば、この市場では鳥類やウサギ、ヘビなど生きた動物も販売されていたといい、動物から人にウイルスが感染した可能性もあるとして不安が強まっている。

呼吸器疾患に詳しい香港中文大学の専門家は今回の流行について、「新型のウイルス性肺炎」によって引き起こされた可能性が極めて高いと指摘、市場で売られていた動物が感染拡大の一因になったかどうかが懸念されると語った。

この専門家によれば、新型の病原菌の多くは動物から人に感染している。SARSの原因となるコロナウイルスは、最初の症例が確認された中国南部に生息するハクビシン(ジャコウネコ科)から見つかっている。MERSはヒトコブラクダが感染源だった可能性が大きいと考えられているという。

当局によると、これまでのところ人から人への感染を裏付ける確固たる証拠は見つかっておらず、医療関係者の感染も確認されていない。それでも感染者と接触があった少なくとも163人については経過観察を続けている。

中国では25日からの旧正月を控え、感染拡大の不安も強まっている。この季節は帰省客らで公共交通機関が大混雑するほか、海外旅行に出かける人も増える。

武漢での流行を受け、アジアの国や地域も警戒態勢を強めている。香港、シンガポール、韓国、台湾などは、空港での発熱検査を実施したり、渡航者に注意を呼びかけるなどの対策に乗り出した。

WHOは5日、「因果関係が分からない肺炎の集団感染の報告について、全般的なリスクを判断するための情報は限られている」と述べ、渡航者への具体的な措置は勧告しないと説明、現在の情報に基づく中国への渡航規制や貿易規制は適用しないことが望ましいとした。

原文:CNN on January 7, 2020 – A mysterious virus is making China (and the rest of Asia) nervous. It’s not SARS, so what is it?

関連:South China Morning Post on 5 January, 2020 – China says Wuhan pneumonia not Sars, but virus remains unidentified, more people hospitalised

関連:South China Morning Post on 31 December, 2019 – Hong Kong takes emergency measures as mystery ‘pneumonia’ infects dozens in China’s Wuhan city

香港メディアは、2019年の年末に武漢肺炎に関して報じているが、英字紙の記事が日本語訳されたのは、これが初めてだったのではないだろうか。
一方で、日本政府やマスコミが、このウイルスの深刻さに気付いたのはいつのことだっただろうか。

そして、CNNが報じた記事のこの一節が、中国政府に忖度したWHOの体質を表していた。

日本のマスコミでは2月になってそれを批判する論調も見えたが、それは、1月30日にWHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」(英文)と宣言した後のことであり、英語メディアを通じて情報を得られる国との情報格差は、この時点で1か月ほどあったと言えるだろう。

The World Health Organization said in a statement Sunday that “there is limited information to determine the overall risk of this reported cluster of pneumonia of unknown etiology.”
It said it does not recommend any specific measures for travelers, and “advises against the application of any travel or trade restrictions on China based on the current information available on this event.”

WHOは5日、「因果関係が分からない肺炎の集団感染の報告について、全般的なリスクを判断するための情報は限られている」と述べ、渡航者への具体的な措置は勧告しないと説明、現在の情報に基づく中国への渡航規制や貿易規制は適用しないことが望ましいとした。

今後は、2020年4月6日付のAFPBB Newsの記事「発生からパンデミックまで、WHOの新型コロナ対応 時系列で振り返る」をベースに、自分自身が入院中に接したコロナ禍関連の記事、そして当時の考察を交えながらブログを綴りたいと思う。

転院が早まって聞くことができなかったミニコンサート

聖マリアンナ医科大学病院のミニコンサート

私は、当初、ソーシャルワーカーの人から、1月15日を目途に、聖マリアンナ医科大学病院から戸塚共立リハビリテーション病院へ転院すると言われていた。
自分もそのつもりでいたら、年明けになって急遽8日に転院できるかと打診され、家族の付き添いができないから、それは無理だと言って10日になった。

そう、転院が15日だったら、7階北病棟の掲示板に貼りだされていたミニコンサートを聞きに行くことができた。

幸いにも、1月6日からは車椅子での病院内の移動は自由になっていて、先月はリハビリも開始時刻に看護師が車椅子で連れて行ってくれたのが、今月は自分で行けるようになったのだ。

従って、4階にあるショップインアスカ(コンビニ)や、このミニコンサートも行っていいよという許可が出ていた。
それだけ自由度が高まったので、喜ぶべきことだったのだが、ここではやり残した感を感じながら転院することになった。

おまけ

私が1か月間お世話になった聖マリアンナ医科大学病院は、先月、イギリスのBBCの取材を受け、2020年4月24日付で「東京圏の病院は『感染患者でひっ迫』 新型ウイルス専用治療室の内部」と報じられていた。

ここはコロナ禍の元で、医療の最前線にもなっていたようだ。
そのため、4月になって、職員が新型コロナウィルス感染症に感染したと報じられ、ウェブサイトにも公表されている。(2020年4月1日-当院職員における新型コロナウィルス感染症の発生について

それゆえ、私が入院中の診断書を取り寄せしようとしたときも、「よくある相談」に書かれているように、原則として、来院での受け取りなのが、電話で問い合わせしたら、今の時期だけは、郵送でのやり取りで請求できるようになっているようだ。

私に言わせれば、これを機に、診断書の請求は、非対面が原則になるよう改めていただくといいかと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました