去る8月22日に行った、2019年の青春18きっぷの旅の第二弾は、昨年8月に行った「真岡鉄道SLと龍門の滝」に引き続いて龍門の滝だった。
前回は、真岡鉄道のSLに乗ることが目的だったので、今回は、龍門の滝の上を走る列車を撮るのを目的に行ってみた。
何しろ1時間に1本しか走らない列車を撮るので、時間配分をうまくしても、2時間は現地に滞在することになる。
本当なら朝早くから行けば良かったのだが、自宅を出たのが10時過ぎなので、途中で昼食を挟んで宇都宮に到着したのが午後2時過ぎ、雨が降りそうな陽気に市内観光に切り替えようとしたのだが、14時34分発の烏山行きの列車があるとわかったので、初志貫徹することにした。
JR烏山線に乗って宇都宮から滝に到着したのは定刻の15時17分、今にも雨が降り出しそうな天気に変わりはないが、烏山発15時41分の宝積寺行きの列車が通るまで持ってくれればいいという気持ちになっていた。
駅から龍門の滝まで徒歩10分ほどの距離なので、それほど急がなくても大丈夫だ。
それでも突然雨が降り出してずぶ濡れになるとシャレにならないので、下半身は、水遊びができるように穿いてきた水着だけになって歩いていく。
昨年来たときは、写真の中州のところにかなりの人がいて、滝壷に入ってはしゃぐ外国人もいたのだが、今年は誰もいない。
それもそのはず、この日は中州へ渡るところも、濁流のように水が流れていて、おいそれと渡ることができなかったからだ。
天気も水遊びをするような陽気ではなかったが、これではどう考えても川に流されて溺れてしまうので、さすがに、電車を撮るだけで退散せざるを得ない。
ここも列車の撮影スポットとして有名なのか、「滝の上をアキュムが走る!シャッターチャンスタイム!」といったものが貼られていて、予定通過時刻が掲載されている。
それ故に、こんな天気でもチラホラと観光客(撮り鉄)が見られ、私の近くで写真を撮っていた人に記念写真を撮ってもらう。(笑)
そして、目指す列車の通過、15時42分が通過予定時刻とあったので、その1分前からスタンバイ、最初は写真だけにしようと思ったのだが、動画を回してしまったので、そのまま続行だ。
無事に動画を撮りきると、ここではやることがないので、16時7分発の烏山行きの列車に乗る。
宇都宮へ帰る列車は17時7分までないので、一旦、終着駅まで行ったほうが何かあるかもしれないと思ったからだ、
滝駅で列車を待っていると、偶然にも私の写真を撮ってくれた人も終着の烏山へ行くという。
てっきり私は酔狂な乗客は自分一人だけだと思っていたら、青春18きっぷを使って旅していると言う。
時期的にそういう人が多いのだろうか。
烏山駅周辺での滞在時間は、宝積寺行きの列車が出るのが17時2分なので、約50分だ。
この周辺で最も良いのは、洞窟酒蔵が見られる島崎酒造なのだが、あいにくと平日は前日までの事前予約制だ。(土日祝日、お盆休み期間中は予約なしでもOK)
ダメ元で電話してみたが、案内人が休日なので、見学はできず、それ故に予約制を取っているとの説明だった。
代わりに行ったのは烏山和紙会館、福田製紙所という会社が運営している土産屋みたいな感じだった。
ゆっくりと見学するにはいいところだが、あまり店員の商売気はなさそうな感じだった。
昨今では外国人観光客も多いことだし、日光も近い(!?)のだから和紙というものを、もっと外国人にもPRするチャンスではないかと思ったのは私だけなのだろうか。
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