WordPressの外観テーマをCocoon(コクーン)に変えてみた

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成田国際空港

WordPressでブログを作ろうとしたときに、最初に悩むのは外観のテーマをどうしようかということだろう。

私もそうだったように、いろいろと選択肢があり過ぎて、自分では選べないから、とりあえず、左サイドバーの「外観」-「テーマ」と進んで、デフォルトで最初に表示されているもの(Twenty FifteenTwenty SixteenTwenty SeventeenTwenty Nineteenなど)でやってみるという人が多いと思う。

Cocoon(コクーン)のテーマの魅力

私は、このうちTwenty Sixteenを使ってきたが、無料のテーマの中では、Cocoon(コクーン)がなかなか秀逸だという記事を見たので、私も試しにインストールして使ってみることにした。

Cocoon(コクーン)のテーマの最大のメリットは、開発者の「わいひら(yhira)」さんが日本人なので、ほかのWordPressのプラグインなどと違って、マニュアルも含めて、すべてが日本語で提供されていることだ。

もちろん、それだけではなく、いろいろな面で使いやすそうなので、是非試してみるといいだろう。

モバイルファーストに即したテーマ

Cocoon(コクーン)のテーマの何がいいのかと言うと、まずは、モバイルファーストに即したテーマであることが挙げられるだろう。

2018年3月27日にグーグルが発表した「モバイルファーストインデックス(MFI/Mobile First Index)」の方針で、スマホフレンドリー(Mobile Friendly)のウェブサイトが検索の上位に来るようになったので、パソコンでしか見られないようなウェブサイトは、検索順位が下がるようになってしまうわけだ。

そういった意味では、2000年代から皆様に長らくご愛顧いただいてきた「カルロス・ハッサンの平成旅日記」は、これからの時代には、本当の意味で自分専用の回顧録になってしまうのかもしれない。

有料テーマと同等の秀逸な機能

それに、有料テーマを導入したのと同じくらいの機能が、プラグインの導入をすることなしに付いているようだ。

  • 私が最初に入れたプラグインで、AddToAny Share Buttonsというフェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアとの連携ボタンがあるのだが、Cocoon(コクーン)のテーマをインストールすれば、それが自動的に付加されている。
  • 見出しを設定すれば、プラグインをインストールしなくとも、自動的に目次が作成される機能がある。
  • カテゴリー記事一覧や、関連記事のところに、画像を表示させるには、それぞれの記事にアイキャッチ画像(eye-catching photos)を設定する必要があるが、本文の最初に入れた画像を自動的にアイキャッチ画像にするので良ければ、「Cocoon設定」-「画像」で、「アイキャッチ自動設定を有効にする」をオンにするだけで良い。
    画像のない記事に関しては、「No Image 設定」から自分の指定する画像を挿入できる。
    但し、これらの設定をオンにした以降に更新した記事にしか適用されない。
  • 「Cocoon設定」-「本文」で、ブログ記事の更新日の表示、非表示が選択と、記事を読む時間の目安を表示できる。

ちなみに、Jetpackというプラグインを有効化していると、Cocoon(コクーン)の機能で目次が自動的に作成されたときに、最後に「関連」というのが表示される。

これを消すためには、Jetpackの「設定」から「トラフィック」メニューを選択し「関連投稿」項目にある「投稿の後に関連コンテンツを表示」を無効にすれば良い。
もっとも、目次自体を不要とするなら、Cocoon(コクーン)の「設定」から「目次」を選択して非表示にすればいいだろう。

また、私がクラウドワークスでブログ記事作成を請け負っていたときに、面白いなと思った「吹き出し機能」も標準装備されている。

こういうのがあればいいと思ったんだ!

Cocoon(コクーン)のテーマを入れれば標準装備なんだね。

グーグルアドセンスやアマゾン・楽天のアフィリエイト設定も一発

これについては、私が「グーグルアドセンスで小遣い稼ぎ」のところで、いろいろ解説したが、Cocoon(コクーン)が有効化されていれば、「設定」から「広告」を選択して、広告コードの欄にWordPress サイトに貼る広告コードを貼り付けるだけでいいようだ。

それ以外にも、記事作成メニューに付加された「ショートコード」から、Amazon商品リンクと、楽天商品リンクがあるので、それを使ってアフィリエイトを挿入することもできる。
ここでは、詳細な設定方法については割愛するが、使いこなせれば便利な機能だと言えよう。

Cocoon(コクーン)のダウンロードとインストール

Cocoon(コクーン)は、WordPressのテーマとして標準装備されていないので、ファイルをダウンロードして、それをインストールする必要がある。

  1. ファイルは、親テーマと子テーマの2つをダウンロードする必要があるので、テーマのダウンロードからそれぞれのファイルをダウンロードする。
    ダウンロードされたファイルはZIP形式のものだが、一般のファイルのように、その場で解凍ソフトは使わない。
  2. WordPressのダッシュボード(管理画面)を開き、左サイドバーの「外観」-「テーマ」から新規追加を行う。
  3. テーマのアップロードを選択すると、「ZIP 形式のテーマファイルをお持ちの場合、こちらからアップロードしてインストールできます。」という表示が出るので、親テーマのファイルに関してインストール作業と有効化を行い、次いで、子テーマに関して同様に行う。

これで一連の作業が終了すると、WordPressの管理画面の左サイドバーに「Cocoon設定」というメニューが現れるので、そこから様々な設定を行うといいだろう。

なお、スマートフォンでアクセスされた訪問者の方で、今までのTwenty Sixteenのテーマのときは、下にスクロールして出ていた、カテゴリーメニューなどは、最下段のメニューバーの「ホーム」「検索」「トップ」「サイドバー」とあるうち、「サイドバー」に畳まれているので、そこからアクセスしていただけばいいと思う。

最後に

ここまでで、WordPressのテーマ、Cocoon(コクーン)のインストールと有効化はできたと思うが、今後、新しいトピックが出るようならその都度紹介していきたい。

今までは、旧ブログサイトからの移管が大きな目標だったので、これからは本格的にWordPressを使いこなしていこうと思っている。

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