新天皇が即位されたということで、心の中には何だか正月みたいな感じがある。 そもそも年末年始のように休暇が長いし・・・(笑)
今までの改元というのは天皇陛下が崩御されてのことだから、日本全体が喪に服すという気分が漂っていて、私が経験した昭和から平成のときもそんな感じだった。
1988年(昭和63年)の秋以降、昭和天皇の容態が悪化しており、毎日のニュースで「天皇陛下はお変わりない」というのが流れていたが、高齢だったこともあり、年を越せるのだろうかと皆が思っていたようだった。
そして、1989年(昭和64年)になって、松の内が明けた早々に天皇陛下が崩御されたと一斉に報じられ、時代は昭和から平成へと変わった。
それから30年、私も最初に勤めた会社を辞めて転職し、「カルロス・ハッサンの平成旅日記(旧 カルロス・ハッサンのコラムとお気に入り)」を書き上げるまでに旅三昧の日々を過ごした。
移管したブログを整理していて、2006年5月27日付のコラム「シンガポールに楽しみが」の中で、「2009年に私が海外旅行をしているかどうかはわからないが」と書いていたのを読んで、私は自分で噴き出してしまったほどだ。(笑)
平成時代の日本は経済的には下り坂の日々が続いたが、私自身は概ね幸運な日々が続いたように思う。
そういった意味では、今まで関わった皆様に感謝している。
さて、今回の改元は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」によるものだから、国全体がお祭り騒ぎになっているような感じがある。
今回の特例法が一代限りなので、たぶん、私が生きている間にこういうことはもうないだろうと思う。
とりあえず、今日のところは新年の挨拶気分で、「こんにちは令和、ありがとう平成」、新時代も皆様にとって良き時代でありますように。
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