轟源次郎の第3作目は、老後の孤独に備えるための処方箋

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とうとう、私の3冊目の著書が発売されることになった。

2018年12月28日に出版されたデビュー作の「社員を1週間休ませれば業績はバカみたいに上がる!」、今年の2月15日に出版された「早期リタイアするために、今なにをすべきか?」に引き続いて、3冊目が出せたのは感慨深いものがある。

昨日出版された「定年ぼっちを防ぐための処方箋」の読者のターゲット層は、ズバリ40代後半以降の多忙を自認するサラリーマンとその奥方だ。

何でそうなのかと言うと、これらの人は社外の友人を作りにくい環境にあると思われるからだ。

2018年5月31日付の大江英樹氏の記事「お金より深刻な老後問題 暴走老人は孤独が育てる?」の中にある「特に会社員は定年後は孤独になりがちです。そうならないよう、現役時代から社内の人間とだけ付き合うのではなく、できるだけ会社の外に多くの知人や友人を持つことを心がけましょう。」というのは私も全く同意見だ。

彼は、「私は会社を定年で辞めて6年経ちますが、今では会社時代の知人はごく数人しかいません。定年後に付き合うようになった人たちの方が圧倒的に多くなってきています。」と書いているが、私の場合も、前職時代の友人は数えるほどしかいないし、会う機会も年々減っている。

私がプライベートで会っている人で、今でも辞めた会社の友人とかなり付き合いがあるよと言った人は、稀有な存在だ。
驚きに近いものがある。

ほとんどの人は、在職中、会社の同僚に囲まれていると、退職後に孤独になるとは思っていないのだろう。
ところが、私の経験から言っても、会社を離れると、元の同僚との仲は疎遠になるのだ。
仮に、定年退職した人がそうなっても、そんなことを後輩に警告してくれる奇特な人はいるだろうか。

さて、今現在で、3連休があっても何していいかわからない、有給休暇を取ったことはないなどと言う昭和時代の化石のような人は、定年ぼっち(家族とも疎遠な孤独な老後)への直行便に乗っている可能性が高い。

社畜度が重度になった人は(かつては企業戦士と呼ばれた)、社外はもとより、社内にも親しい友人ができる可能性が低いからだ。
定年退職してから、いきなり友達を作りましょうと言われても、きっかけを作るための話題がないし、家族との会話にも苦労するだろう。

こうなると、長時間労働を是とする日本の労働環境は、今や社会を蝕む癌なのかもしれない。

奥方は、旦那がそういう人なら覚悟を決めた方がいいだろう。
人を変えることはいくら家族でもできないだろうし、せいぜい自覚を促すことしかできないからだ。

私の著書はそうならないようにするための処方箋を書いたつもりだ。
多忙を自認している人の社畜度が重症化しないうちに手を打つことが、本人の、そして、家族の幸せのためでもあると思うからだ。

高度成長時代以降の昭和のサラリーマンの価値観は、極論すれば、会社に人生のすべてを捧げるというものだった。
それが、平成時代も変わらなかったことが、社会全体の不幸を招いているような気がする。

ポスト平成時代はそれが変わって欲しいと切に願っている。

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