ファーストレード証券(Firstrade)、ついに株式取引手数料が無料に

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$0 Commission on All Trades
米国のオンライン証券会社の一つ、ファーストレード証券(Firstrade)のトップページに「$0 Commission on All Trades」というロゴがあることにお気づきだろうか。

去る8月28日付で、海外投資関係の掲示板に、「firstradeが手数料無料に」というスレッドが立っており、ファーストレード証券(Firstrade)から株式などの取引手数料が無料になるような通知が来たようなことが書かれていた。

私のところにもメールが来ているかと確認したら、そういったものはなかったので、資産残高が一定以上の人に対する優遇措置なのかと思った。
ところが、つい最近の取引報告書(e-Statement)を見たら、今まで記録されていた2.95ドル(約330円)の取引手数料(commission)がなくなっていた。

そこで調べてみると、2018年8月23日付のプレスリリースで「Firstrade Moves To Free Online Trading – Stocks, ETFs, Options, Mutual Funds」という記事が見つかった。

これによると、一般の株式は元より、ETFやオプション、投資信託に至るまで、オンライントレードに係るものは、資産残高に関わらず、手数料が無料になると書かれている。

株式取引手数料を無料にして、どうやって会社は利益を上げるのだろうと思うのだが、Broker-Assisted Stock & Option Tradesの費用が19.95ドル(約2,200円)なので、そういったスタッフを介した手続きだけお金を取るのだろう。

ただ、オンライントレードといっても、システム維持費用はかかるわけで、米国のオンライン証券会社同士の過当競争が、共倒れを生まなければいいと思うのは私だけなのだろうか。

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