今年の3月に行ったマレーシア・カンボジア・タイ旅行の途上、クアラルンプールに到着して、この日の宿泊先であるダブルツリーbyヒルトン・クアラルンプール(DoubleTree by Hilton Hotel Kuala Lumpur)に向かう途中で、キャリーバッグの取っ手が突然壊れた。
空港で荷物をピックアップしたときは何ともなかったので、一瞬何が起こったのかわからなかった。
取っ手がナイフで切られたようになってしまったので、必死の思いでホテルまで荷物を運んだのだが、修理をすることが不可能なのは素人目にもわかった。
ちなみに、このバッグは、2014年12月のタイ旅行の途上、バンコクのロビンソンデパート(Robinson Department Store)で買ったもので、わずか2年余りで壊れたことになる。(2015年3月18日-タイでの両替術とカシコン銀行デビットカード1%キャッシュバック)
とりあえず、壊れたのはバッグの取っ手だけなのだが、旅の初日で壊れたので、日本へ持って帰って修理依頼といった方法は事実上、取れなかった。
海外旅行傷害保険の携行品損害の対象になることは、ほぼ間違いないのだが、何の証拠もないと保険金を請求するときにトラブルになりそうだったので、壊れた箇所の写真と、場所が海外であることを仄めかすものを入れて写真を撮っておいた。
幸いに、場所がクアラルンプールで,アベニューK(Avenue K Shopping Mall)という大きなショッピングセンターがKLCCにあったので、その中を散策していると、レザー・アベニュー(Leather Avenue)という鞄屋があったので、そこで手ごろなキャリーバッグを買うことにした。
値段は399リンギット(10,250円)、前回バンコクで買ったものより安かったが、不思議に海外で買い替えることが多いのはなぜなのだろうか。
そして、帰国後に海外旅行傷害保険による保険金を請求、このとき、現物が持ち帰れなかったことを説明して、旅先で撮った写真を証拠として添付した。
数日の審査の後、無事に携行品損害の保険金が口座に振り込まれたという通知が自宅に届いた。
海外旅行先での盗難や、空港で損傷がわかった場合は、保険金請求に必要な書類が入手できるが、今回のように、第三者の証明が困難なときでも保険金を請求できることがわかったのは大きな収穫だった。
いずれにしろ、保険金詐欺と疑われないように証拠写真などは撮っておいた方がいいようだ。
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