台湾の当選宝くじ(統一發票)を換金してみた

この記事は約3分で読めます。

高雄前金郵局(Qianjin Post Office, Kaohsiung)

2016年4月の台湾旅行(地球が遊び場~行き台湾)のときにもらったレシート宝くじ(統一發票/Uniform-Invoice)の一つが当選していたことがわかったので、先月の台湾旅行のときに、それを換金しに行ってきた。 (2016年3月-4月分のレシート宝くじの当選番号

高雄前金郵局(Qianjin Post Office, Kaohsiung)

ただ、当選したといっても6等(六獎/Sixth Prize)(1等/頭獎の当選番号の下3桁が一致)なので、当選金額はわずか200元、2016年7月18日時点の為替レートで邦貨換算すると、1台湾元が3.3円で660円、これだけを目的に行けば大赤字なので、もちろん台湾観光とセットで行ってきたのだ。

ところで、このレシート宝くじ(統一發票/Uniform-Invoice)は、2013年2月11日付のコラム「台湾の買い物のレシート(宝くじ)で三千万円を当てよう」で書いたとおり、普通に買い物をしたときにもらうレシートなので、帰国後に財政部稅務入口網のウェブサイト(中国語:統一發票 英語:Uniform-Invoice)で確認すれば、当選しているかどうかわかるようになっている。

なお、統一發票自動對獎程式というウェブサイトでは、「對獎期數」でレシートの発行月を選択し、「隱藏」というボタンをクリックすると、当選番号の一覧が表示され、「請輸入發票末3碼」の欄にレシートの番号の下3桁を入力すれば、そのレシートが当選しているか判定してくれるので、自分で調べるよりも楽だろう。

ちなみに、「請輸入前面5碼」は、下3桁が一致したので、残りの5桁の入力を求める画面、最低でも6等(六獎/Sixth Prize)が当選したということだ。

高雄前金郵局(Qianjin Post Office, Kaohsiung)

その台湾のレシート宝くじの抽選は2か月に1回、奇数月の25日と決まっているので、台湾旅行から帰国して翌月か翌々月には判明する。
もし、当選していた場合は、抽選日の翌月6日から3ヵ月間に換金する必要があるので、注意した方がいいだろう。

Taiwan Receipt Lottery Winning Number - Sixth Prize

例えば、私が当選した「國民曆105年(西暦2016年)3月、4月統一發票」の場合、賞金受取規定(領獎注意事項/Regulations for Prize Money Claims)として、「領獎期間自 105年06月06日起 至105年09月05日止 (from June 6, 2016 to September 6, 2016)」とあるので、2016年6月6日から9月5日までが換金可能期間なのだ。

この期間内に、パスポートとレシートの現物を持参して、台湾国内にある郵便局(郵局營業據點 Post Office Locations)に行けば当選金を受領できる。

レシートの裏面は、姓名もしくは中獎人(当選した人の氏名)、簽名或蓋章(サイン)、戶籍地址(現住所)、電話(非居住者は空欄でOK)などを記入する欄があり、あらかじめ書いておくと時間の節約になっていいだろう。

ちなみに、2等(二獎/Second Prize)(40,000元=132,000円)以下の当選金はどこの郵便局でも換金可能だが、特等(特別獎/Special Prize)、特1等(特獎/Grand Prize)、1等(頭獎/First Prize)の場合は、県や市が指定する郵便局(各直轄市及各縣、市經指定之郵局)に行かなければならない。

もし、1等(頭獎/First Prize)(20万元=66万円)以上が当たった場合、その場で現金化できないこともあり得るので、中国語ができない人は、台北の旅行会社などで通訳を雇ってから郵便局に出向いた方が確実だろう。

それと、4等(四獎/Fourth Prize)(4,000元=13,200円)以上の当選金を受領する場合は、20%の源泉所得税が差し引かれるので、その分手取りは減ることになる。

さすが、台湾税務局が管理する宝くじと言うべきだろうか。(苦笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました