「2014年忘年会-2015年新年会」シリーズの第9回目は、世田谷区経堂にある宮崎地頭鶏専門店の「じとっこ組合」で、仕事関係の仲間による新年会を行った。
男女比が4:8と女性の方が多い飲み会だったこともあるが、なぜか私の周りはパートタイムの美魔女(光文社が発行するファッション雑誌『美STORY/美ST』による造語。才色兼備の35歳以上の女性を指す。)軍団だった。
おまけに、私が早期リタイアを決意した(2014年11月16日-早期リタイアへのファイナルステップ(final step for early retirement))ことを宣言して以降、彼女たちは私が教えたブログを見たようで、私の本名でなく、ウェブ上のニックネームである「カルロス」と呼んでくる。
仕事とは全く無関係な投資仲間や旅系の友人には滅多に本名を呼ばれることはなく、むしろ「カルロス」と呼ばれることが自然なのだが、この場では私のブログを知っている人たちと、全く知らない人たちのコントラストが妙に面白かった。
それはそうだろう。
私のブログを知らない、というか興味のない人は「カルロス」って何のことだかわからないからだ。(笑)
その飲み会の中で、彼女たちから聞かれたのは「私が辞めた後どうするの?」という質問だ。
早期リタイアということを実行するのが難しい報酬体系、今や男性サラリーマンは65歳まで働くのが当然視される日本の社会環境では無理からぬことだろう。
飲み会の席だったので「そうね~世界一周旅行かな~」と答えておいたが、当然、それだけが目的で辞めるわけではない。
私がお世話になった元上司にメールしたときも同様の質問があったので、それに回答したものをここで貼り付けておきたい。
上述のリンク先のコラムを読むより数段楽だと思うので、通勤時間や昼休みにでもご覧になるといいだろう。
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私が辞める理由は、10年後の自分の気力と体力が長期旅行に耐えられるものである確証がないからです。
実際のところ、世の中の50代と思しき男性サラリーマンの多くが萎えているのを見て、自分もこのまま働き続けてそうなるかと思うとイヤですね。
それと私は投資家です。
10年後まで働くことによって得られるリターンが、失われる時間と、円安が加速することによる投資機会の逸失が見合うとは思えないからです。
つまり、数年後には現行水準で退職金が貰えなくなることは容易に想像できるし、公的年金の積立金が2030年代に枯渇すると言われてます。
そんな時代に自由になっても意味はありません。
今の職場を辞めて、即リタイアとしないのは、健康保険料対策と、退職金の投資機会にバリエーションを持たせるためです。
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