パキスタン大使館のイベント「桃源郷フンザの国パキスタン」に行ってみた

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パキスタン大使館(Pakistan Embassy in Tokyo)

昨日、東京都港区にあるパキスタン大使館(Pakistan Embassy in Tokyo)で行われた、ウイングツーリズム大使館びより-第1回「桃源郷フンザの国パキスタン」というイベントに行ってみた。

パキスタン大使館(Pakistan Embassy in Tokyo)

これに行くことになったきっかけは、去る2月4日のワールドインベスターズの66 Liveで、石田さんを介してウイングツーリズムのキャサル(Kaser Mahboob)さん(彼は日本語にも堪能で読み書きもできる)や、田中美弥子さんと知り合ったのが縁で誘われたのだ。

日本人の場合、幸いなことに外国旅行をするにあたって観光ビザが不要なことが多いので、大使館に用があることは滅多にない。
事実、私は毎年(毎月?)のように海外旅行へ行っているが、渡航前にビザを申請したことは直近では2006年のタイ・ミャンマー旅行のときが最後だ。

おそらく、彼らと知り合わなければ、パキスタン大使館でこのようなイベントがあることすら知らなかったに違いない。

パキスタン大使館(Pakistan Embassy in Tokyo)

イベントの内容は、ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使(Ambassador of Pakistan Embassy in Japan, Mr. Farukh Amil)のスピーチと質疑応答、ウイングツーリズムによるパキスタンの観光プレゼンテーション、ランチタイムを挟んでFes☆ASIAによるパキスタン舞踊といったプログラムだった。

その中でも印象的だったのは通訳を介した大使との質疑応答で、経済交流関係で私たちの世代は電化製品と言えば日本製という世代だが、人口の半数以上を占める若い世代にはそれほど日本製のアドバンテージはない、という話だ。

これを聞いてどの程度の人が将来の日本企業危うしと思ったかわからないが、こういう現象はパキスタンに限らず、今や世界中で起きていることを認識した方がいいと思った。

ランチタイムは伝統的なパキスタン料理ということだったが、日本人の口にも合うように作られていたのか、それほど辛くもなく、美味しく食べることができた。

パキスタン大使館(Pakistan Embassy in Tokyo)

海外旅行では食が重要なので、南アジアへ旅行するなら、パキスタンも悪くないな、と思う。
もっとも日本から遠いので、実際に行くとなったら2週間くらいの日程で行かないとキツイだろう。
それに酒が飲めないことに私がどれくらい耐えられるか。(笑)

ちなみに、ウイングツーリズムでは、ゴールデンウイーク(4月29日から5月6日)に行く「風の谷のナウシカと草原の椅子の舞台-桃源郷フンザへ行こう!」という日本語ガイド付パックツアー(248,000円+燃油サーチャージ・空港税等)を出している。

残念ながら私はすでに北米・カリブ旅行を手配済なので参加できないが、興味があれば、問い合わせてみたらいかがだろうか。

一方、パキスタン旅行へ行くための最大のネックは国内の治安だろう。
外務省のパキスタン安全情報によれば、2010年以降はテロ攻撃(terrorism)や宗派間抗争(sectarian violence)は減少傾向にあるが、依然として注意が必要なことに変わりはない、と書かれている。

そのほか英文になるが、在ロンドンパキスタン大使館(Pakistani Embassy in London)のTravel advice for Pakistanによれば、外務およびイギリス連邦省(Foreign & Commonwealth Office)のPakistan travel advice、アメリカ国務省(U.S. Department of State)のPakistan travel advisory、カナダ外務国際貿易省(Foreign Affairs and International Trade Canada)のtravel advice and advisories for Pakistanの記事をチェックせよとある。

彼らがイスラム武装勢力から一番狙われやすいからだろうが、小泉政権以降は日本人も同様と思われている節もある。
果たしてパキスタンを旅するにあたって、実際のところはどうなのだろうか。

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