今から1年余り前の2011年10月、当時、中国の蘇州に赴任していた友人のスマイリーさんを訪ねたとき、上海を経由して行った私はタクシーの車窓からの景色がスモッグで煙っていたことに驚いた。
あまりの空気の悪さに、この中を観光するのはちょっと勘弁だな、と思ったからだ。
それ以来、日中関係が悪化したことによる反日デモなどもあって、上海に足を踏み入れることもなかったのだが、CNNの記事でホリデイ・イン上海・浦東・康橋(Holiday Inn Shanghai Pudong Kangqiao)のことを知った。
記事を読んだ限りではトランジットの合間に泊まるにはちょうどいい感じのホテルである。
私自身は今後も上海旅行だけをメインにすることはないだろうが、第三国へ行くついでに寄ることは十分にあり得る。
要するに、スカイスキャナー(sky scanner)などを使った東南アジア行きのチケット検索で、上海に1泊しなければならないときは宿泊先候補になるということだ。
あるいは、上海行きのLCC(Low-Cost Carrier=格安航空会社)である春秋航空を体験するときがいよいよ来たか。
国内旅行をするのに、パスポートを持って、茨城から中国の上海を経由して佐賀や高松に行くなんてオツではないか。
スリル満点の最上階プールで「空を泳ぐ気分」 上海のホテル (2012.8.15 CNN Japan)
(CNN) まるで空中に浮かびながら泳いでいるよう-。
昨年5月にオープンした「ホリデイ・イン上海・浦東・康橋(Holiday Inn Shanghai Pudong Kangqiao)」には、幻想的なスリルが味わえるユニークなプールがある。24階建てのホテルの最上階にある長さ30メートル、幅6メートル、深さ1.5メートルの屋内プール。
その一部が本館から張り出している。
プールの底の強化ガラスを通し、はるか下の街を見下ろすことができる。
地上の歩行者が見上げれば、泳ぐ人の姿が見える。プールを体験したある客は中国中央テレビ(CCTV)とのインタビューで「空を飛んでいるような気分でした」と話した。
「ここからは浦東の美しい景色も楽しむことができて、最高です」
プールサイドのラウンジから見渡せば、上海中心部まで都会の風景が広がる。ホリデイ・インの親会社インターコンチネンタル・ホテルズ・グループの報道担当者は「せわしない都会の中でも、休暇気分で泳ぎを楽しんでいただきたいと考えました」と語る。
ホテルの内装を担当したシンガポールの建築会社が、プールも設計した。
総工費は非公開だが、安全性を確保するため、多くの建築家や航空宇宙工学の専門家にも意見を求めたという。ホテルは上海中心部から南東へ約22キロ、上海浦東国際空港から西へ約30キロに位置する。
プールはホテル滞在客とフィットネスジムの特別会員だけが利用できる。
ジムの年会費はドル換算で1人2400ドル(約19万円)からだという。
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