スリランカの観光セクターに投資妙味あり?

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シーギリヤ・ロック(Sigiriya Rock)

先月下旬、スリランカのリゾートホテルであるPalagama Beach Resort & Spaから弊サイトのリンク集(英語版)に加えて欲しいとのオファーがあった。

もちろん拒否する理由はなく、すんなりと承諾の返事を出したのだが、スリランカは2010年のゴールデンウイークに訪問し、興味があったので、このホテルがどこにあるのか調べてみた。

そこで、ホテルのウェブサイトのContact Usを開くと、グーグルマップが出るので、それを縮小して見ると、スリランカ西岸のカルピティヤ(Kalpitiya)というリゾートエリアにあるようだ。

このリゾート、検索サイトで入れてみると、スリランカ政府観光開発庁(Sri Lanka Tourism Development Authority)が進める開発案件に指定されていて、何とホテル予約サイトのagoda.jpもこの地域をカバーしている。

ここのことを私は全く知らなかったのだが、それもそのはず、当時買ったガイドブックには地図上に掲載はされているものの、この地域の紹介はまるでなく、現地日系旅行社のウェブサイトにも掲載されていなかったからだ。

もっとも、当時はスリランカの内戦終結からようやく1年が経過した頃で、観光の目玉は、主に南西部のビーチとサファリ、文化三角地帯と呼ばれる遺跡群で、それ以外の地域は全くの手付かずの状態だったのだ。

私が行った東部のトリンコマリー(Trincomalee)もネットサーフィンをしていて偶然に見つけたところで、行ってみると内戦の爪跡が生々しく残り、とても観光インフラが整っているとは言えなかった。

しかし、今やここもホテル予約サイトのagoda.jpがカバーするに至り、リゾート地として発展する様相を見せている。
ところで、スリランカと言えば、ワールドインベスターズの石田さんが6月10日出発の「スリランカ投資まるかじり視察ツアー」を募集している。

締め切りは4月30日だったようだが、今日現在でもまだ若干空きがあるとのことなので参加は可能だ。
私は残念ながらこのツアーに行くことはできないが、今後、スリランカに投資するなら、観光セクター(Colombo Stock Exchange – Listed Companies – Hotels and Travels)に投資妙味が十分にあるように思える。

せっかくの観光資源を生かすためには、鉄道や国内航空路線、リゾートホテル、レストランなどの整備がまだまだ必要だからだ。

2011年春の高値からは下落基調が続くスリランカ・コロンボ全株指数(Sri Lanka Colombo Stock Exchange All Share Index)だが、新興国投資の選択肢の一つとして長い目で投資を検討するにはいい時期かもしれない。

ちなみに、スリランカ株式への投資に関してはベトナム株・BRICsプラス11投資情報に詳しく書かれているので参考にするといいだろう。

コメント

  1. スリランカの観光セクター

    私がいつも拝見しているブログの1つにカルロス・ハッサンの「今日の一言」というブログがあります。
    著者のカルロスさんは、投資の分野でも、海外旅行の分野でも非常に興味深い記事をいつも書かれているの……

  2. shimushimu より:

    カルロスさん、ブログへのリンク&ご紹介ありがとうございます。。
    それにしてもスリランカのホテルからリンク依頼とはスゴい!

  3. カルロス より:

    shimushimuさん
    引き続きフロンティア市場のレポートをお願いします。
    スリランカ市場はいつ反転しますかね(笑)

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