社会保険労務士試験を受けてみた

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湯島天満宮

「参加することに意義がある」とは、世界を相手にはとうてい勝てない競技種目に出場するアスリートたちの言い訳みたいなものだが、社会保険労務士の資格試験は参加するだけで意義があるとはとうてい思えない。

そうは言っても、テキスト代や過去問を解くためのパソコンソフト、3月まで勉強を続けた時間、それらを総合すると何もせずに不戦敗となることが心情的に許せなかった。

そこで、5月末の締め切りギリギリになって受験料を払い込み、今日の試験に備えてテキストを必勝祈願のお守りとともに本棚に飾っておいた。(笑)
要するに、4月17日のコラムにも書いたように、普通なら受験申し込みからが最後の追い込みになるにもかかわらず、私は全くそうはならなかったからだ。

事実、毎月のように旅行に出かけ、それが終わると旅行記を、しかも今月分は英語のものまでも仕上げ、挙句の果てにコラムまで書いている体たらくさであった。

そして、試験当日、試験開始に間に合うように起きることができた私はいそいそとパシフィコ横浜へと向かった。

試験会場は壮観であった。
70,700人の受験者のうち何千人がここにいるのか、と思えるくらいの会場の広さであった。

ブログ用に写真でも撮って帰ろうか(笑)と思えるくらいだったし、このうちの1割しか合格しなかったとしても約7千人、その合格者すべてに適職があるほど日本の経済情勢が良好とはとうてい思えなかった。

しかし、ここまで来て受験しないのはアホらしいので、素直に会場に入って試験開始を待った。

「携帯の電源を切ってくれ」というのは当然のこととして、「水を飲んだり、ハンカチで汗を拭くにも許可を求めよ」という厳しさは何だかな~とも思ったが、幸いにして会場内は涼しかったので、そういった許可を求めることはなかった。

午前の試験は選択式40問、午後は択一式70問であったが、全く歯が立たないという程でもなかったのは自分でも意外であった。
こんなことならもっと真剣に勉強をやっておけばよかったと思えたが後悔先に立たずである。

何せ、3月にパソコンソフトを使って過去問を解いたときは半分もできずに、ダメだこりゃ、と匙を投げるほどだったからで、ファイナンシャルプランナーの試験もそうだったように、もしかすると私は本番に強いのかと真剣に思った。

合格発表は11月5日(金)、このときに合否に関わらず成績通知が来るというので楽しみに待つことにしよう。

もっとも私のような体たらくさで合格していることはまずないだろうし、このときには年末の旅行に向けて精力がそちらにいっているので、どうでもいいと思うことだろう。

ただ、そんなこと書いているとマジメな受験者に怒られるだろうな。

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