今からでも間に合うシルバーウイークの海外旅行

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サムイ島のチャウェンビーチ(Chaweng Beach)

9月19日から始まる5連休(シルバーウイーク)に2日の有給休暇を付ければ27日まで9日間の海外旅行ができる。

もっとも、そんなことは5月のゴールデンウイークの旅行を豚インフル騒動でキャンセルするハメになった人はとっくに気づいていて、すぐさま予約を振り替えた人も多いと聞く。

従って、今から飛行機のチケットなんか取れるわけがない、と言いたいだろうが、諦めるのはまだ早い。
その裏技はずばり中国を経由することだ。

私のウェブ仲間にはなぜかフランスが好きな人が多いので、あえてパリ(Paris)行きを考えてみる。
まず、成田(NRT)から上海の浦東(PVG)を検索してみよう。

いろいろな航空会社がフライトを飛ばしているが、ここは割安なノースウェスト航空で見てみよう。
今の時点で9月19日(土)出発、27日(日)帰着で検索すると、この航空会社では割合高めな77,290円(諸税・手数料込)という価格が出る。

また、上海の浦東空港(PVG/Pudong)へ到着するのは21時15分とそれほどよくない。
単に上海単純往復の旅程なら行くかどうか考えてしまうだろう。

そして、上海の浦東(PVG)からパリのシャルル・ド・ゴール(CDG)までエールフランスのフライトを検索してみる。
ウェブサイトは英語となるが、中国発が基本なので、デフォルトでShanghai, Pudong (PVG)が表示されており、行き先にParis, Charles de Gaulle (CDG)を選ぶだけでいい。

日程は往路が19日(土)、帰りは1日前の26日(土)を選ぶ。
表示されるフライトは、往路が上海(PVG)発23時55分、パリ(CDG)着が翌日の6時20分のAF115便、中国東方航空(China Eastern Airlines)との共同運航便なのが気になるところだが、この際贅沢は言っていられない。

帰りはパリ(CDG)発13時40分、上海(PVG)着が翌日の6時40分のAF112便で、これだと9時50分発のノースウェスト(NW28)に乗り継ぐことができる。

エールフランスのチケット代は9,908元(諸税・サーチャージ込)、邦貨換算(1元=約14円)すると約14万円となる。
成田からのノースウェストのチケットを合わると約22万円(諸税・サーチャージ込)で行くことができる。

一方で、成田からエールフランスを使ってパリへ行くとすると、空席はあるものの、何と40万円以上もする。
たぶんほかのキャリアも似たりよったりだろうから調べるのがバカバカしいくらいだ。

大型連休シーズンには意外に人気のない中国、ここを拠点にしてパリへ行けば、往復夜行便なので日程的にも余裕が出る。
また、上海発のフライトは19日が異様に高いので、これを外せばもっと安く行くことができる。

例えば上海に1泊して20日のフライトにすると、2,000元(約2万8千円)安く済ますことができる。
いかがだろうか。
今から欧州旅行、企画してみようとか思っただろうか。

ちなみに、東南アジア、例えば季節的にいいマレーシアのコタキナバルや、インドネシアのバリ島を目指すならJALを使って関西(KIX)から杭州(HGH/Hangzhou)へ飛ぶといいだろう。

19日発のJAL637便の残席はわずかだが、Web悟空3週末ステイ(60,190円/諸税・サーチャージ込)で杭州(HGH/Hangzhou)まで往復できる。
ここで乗り継ぐのはアジアを代表するローコストキャリア(LCC)のエアーアジア、これでクアラルンプール(Kuala Lumpur LCCT)へ飛び、そこでまたフライトを乗り継げばいい。

これ以上試算をしないが、エアーアジアの運賃は私たちにとっては微々たるものでしかない。

気をつけないといけないのは、クアラルンプールの空港がローコストキャリアターミナル(LCCT)といって、メインの国際空港(KLIA)とは離れていることだけだ。

乗り継ぎを苦にしなければ、こうした裏技を使った旅行の選択肢もある。
まあ、ここまでして行きたくないという人は諦めてもらうしかないだろうけどね。

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