今年もお盆は九段会館バニーショー

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九段会館バニーショー

世間がお盆休みのこの時期、私は職場の同僚とともに九段会館のビアガーデンに行ってきた。

ここは、親日英国人ジャーナリストのコリン・ジョイス(Colin Joyce)氏が書いた「ニッポン社会」入門-英国人記者の抱腹レポートで紹介されていたところの一つで、私が一度行ってみようとインターネットで検索すると、格調高いイメージとは全く裏腹な意外な催しをやっていることがわかったからだ。

九段会館バニーショー

それがバニーショーで、今年は7月3日、17日、30日、8月13日、27日の5日間、各日とも2回(19時15分、20時30分)開催されている。
そして、暑気払いの希望日を募ったところ、たまたま参加者全員の空いている日が13日だったので、すかさずこれを予約したというわけだ。

通常、ビアガーデンに行くのに予約などしていく人はあまりいないと思うが、昨年行ったときにお盆の都市部は穴場という期待は見事に裏切られた記憶があったからだ。

そして当日、外の熱気を包み込んだ屋上ビアガーデンは見事なまでに満席だった。
もちろん予約なしでは入ることすらできない状態で、見た感じでは確実に昨年の動員を上回っているような気がした。

そもそも昨年は飲み物も食い物も着席してから十分にオーダーできるような状況だったのが、今年は「4000円の得々セット(2時間飲み放題+おつまみ和洋盛り合わせ)」か「4600円の焼肉セット(2時間飲み放題+牛カルビ、牛ロース、牛ハラミ、ヤマト豚、焼野菜、キムチ、ミックスナムル)」かを頼むように言われていた。

また、2時間飲み放題のせいか、第一回のショーが終わる頃まで「飲み物はジョッキが半分くらいになったら頼んでね」とか言われるくらい各テーブルの注文を捌ききれない状態が続いていた。
これで来年は飲み放題はなくなるかもしれない、という感じもするな(笑)。

一方のショーは1日2回開催なのだが、1回あたりが30分と昨年に比べるとちょっと短いな、という気もした。
そのせいかほとんどお客が第一部が終わっても席を動かない。
もっとも私たちのように19時から座った人たちは、2時間経過が21時なんで、必然的にそうなるんだけどね(笑)。

九段会館バニーショー

しかも、トイレに行ったメンバー曰く、「オレたちの席って後方なんで外れかと思ったら、反対側には何もショーなんか見えないところにも席がある。あそこじゃ音しか聞こえねえよ。バニーちゃんがオレたちの方を向いてアリーナ席の皆さん、と言ったのは半分は本気なんじゃねえかって気がする。」とか・・・

要は20時30分から予約した人たちが割りを食うような気もするので、これでは苦情がいくのではないだろうか。

それで曲目は、今年はピンクレディやキャンディーズといった私たちオジさん世代には懐かしいものが多かったような気がするが、第二部のアンコールで歌った倖田來未のキューティーハニーはもはや十八番といったところか。

何せバニーショーだからね。
でもホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)のI will always love youはここではそぐわないだろう。
どちらかというと高級ホテルのピアノバーでカクテルを傾けながら聞くのがいい。

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