アメリカのベアファンドに配当金

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エンパイアステートビルからの眺め

世界の新興市場に投資している人の間では、中国株やタイ株の配当金(dividend)の高さについてはご存知の通りだが、私がTD Ameritradeを通じて投資しているベアファンド(株価や指数が下落すれば儲かる)の1つ、住宅関連株の売建ての上場投信(ETF=Exchange Trade Fund)、UltraShort Real Estate ProShares ETF (SRS)に配当金が出ていることがわかった。

私の証券口座には今月の2日付で入金されていたわけだが、私の持っているイメージでは売建ての商品に配当金が付くとは思っていなかったのでビックリである。

冷静に考えればファンドに利益が生まれれば配当が出ることもあるのだろうが、売建てと言えば、株の空売りとオプションのショートのイメージしかなかったので、あまりこういったシチュエーションは考えていなかったのだ。

さらにビックリなのが、これは今のところ些少な金額ながら投資したことを後悔しているUltraShort QQQ ProShares (QID)、要は、PowerShares QQQ (QQQQ)の逆をいくもので、米国株高の中では成績が冴えなくて当たり前だが、このファンドにも配当金が付いたのだ。

得体の知れない株なら蛸配も考えられるレベルだが、これはいったいどういうことなのだろうか。
損失が出ているファンドの穴埋めができるのはいいことだが、何だか狐につままれたような感じだ。

いずれにしろ、いろいろ言われているアメリカだが、こうしたバラエティに富んだETFに格安で投資できる環境に関しては優れていると言わざるを得ないだろう。

日本のネット証券の中でもこうした海外のETFを扱うところが出てきたようだが、こういう好ましい動きが加速すれば、日本の証券界もまだまだ捨てたものではないかもしれない。

まあ、残るは日本人の多くが持つ投資嫌い(!?)のメンタリティの払拭ということかな。(三原淳雄の言いたい放題-真面目に株を考えたら

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コメント

  1. 海外ETFはどうでしょうか?

    海外ETFとは、各種海外株価指数に連動することを目的に運用される投資信託で、正式名称を『海外株価指数連動型上場投資信託』と言い、外国株式と同じように海外の証券取引所で売買できます。

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