牛海綿状脳症(BSE/Bovine Spongiform Encephalopathy)問題に関連して米国産牛肉の輸入禁止措置が続く中、昨年の2月11日に牛丼停止に追い込まれていた吉野家ディー・アンド・シーが今度の11日に1年ぶりの牛丼を復活させるようだ。
まあ、あえて食べに行くというほどでもないが、マクドナルドのハンバーガーやカップヌードルと同じで、私にとってはたまに食べると美味しいという感じだ。
しかしながら、1990年代以降、世界のどこかで発生している狂牛病の恐怖はどうなったのだろうか?「Newsweek Japan 関連記事(1)(2)(3)」
日本の「吉野家」は米国産の牛肉を使えないために「牛丼」の生産を中止している。
だが、香港旅行のときに「吉野家」へ入ろうと思ってやめたのだが、そこには全盛期の吉野家を彷彿とさせるメニューの数々があった。
そこで使っている牛肉は大丈夫なのだろうか?
台北はどうなのだろうか?
そして我々は海外旅行先、特に欧州でBSEに冒された牛肉をもうとっくに食べているのではないだろうか?
何といっても1990年代の私の渡航先の多くは西欧で、当然ながら牛肉は山のように食べたのだから・・・
海外旅行をしてないからといって可能性がないわけではない。
グローバリズムの世界では、良いものも悪いものも世界中を駆け巡るからだ。
1日だけ“吉牛”復活、11日に販売 (2005.2.1 読売新聞)
牛丼チェーン最大手の吉野家ディー・アンド・シーは1日、米国産牛肉の輸入停止で牛丼の販売を休止してから1年となる今月11日、1日だけ牛丼を販売すると発表した。
米国産の冷凍ばら肉の流通在庫を集め、米国産8割に豪州、メキシコ産牛肉を1割ずつ加えることで、通常の倍の150万食分(150トン)の牛丼用牛肉を確保した。
午前11時から全国約1000店のほぼ全店で並盛を300円、大盛を400円で販売し、売り切れしだい終了する。
吉野家の安部修仁社長は「復活は1日だけだが、久しぶりに『吉牛(よしぎゅう)』を味わってほしい」と話している。
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