森永卓郎氏の本は言うに及ばず、最近では年収300万円で暮らす、というHow To本や雑誌が出回っている。
最近ではYomiuri Weekly-2003.8.17/24号の特集にそういった記事が出ていた。
題して「給料「大激減時代」を生き抜く」というやつだ。
しかし、節約ばかりでは今まで物質的には豊かな生活をエンジョイしてきた私たちにとっては急激なダイエットと同じでリバウンドが怖い。
だからといって先立つものはないし・・・というジレンマに陥ってるのが現状ではなかろうか?
そこで物は考えようだ。
今まではボーナスが出たら○○買おうという按配にライフプランを練ってきたように思う。
これからはそれを投資に回し、うまくいったら○○買おうというようにした方がいいのかもしれない。
そのために今からでも投資の勉強を始めた方がいいかもしれない。
要は、サラリーマン世帯だと一番の高額商品は住宅だと思うが、これでさえ頭金を株式投資で3倍、5倍にできたら家を買おうというようにしないといけないと思うのだ。
汗水たらした結晶を博打に?っていうのは考えが古すぎる。
株式投資は博打ではないし、退職金や年金が危ない、いつクビになるかもしれない時代に長期のローンはリスクが大きすぎる。
場合によっては命を賭けたギャンブルに等しいものがあると思う。
ちなみに公務員ですら韓国のようにIMFが入ってくる事態になればクビになる可能性はあるのだ。
コツコツと働いていさえすれば金銭的に幸せであった時代は我々が生きている間にはやってこないだろう。
幸福は決して金銭で計れものではないが、貧乏の極地にあって幸せを感じることは難しいのではないかと思う。
どこかで勝負をかけないといけない時代なのだ。
それが何であるかは個人によって違う。
人生の転機に勝負できるようにするには感覚を研ぎ澄まし、好奇心を持って勉強を続けることだろう。
この言葉、自戒を込めてあえて言わせていただいた。
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