恐怖のウイルス「SARS」

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落ち込む男性

悪性肺炎(重症急性呼吸器症候群/SARS=Severe Acute Respiratory Syndrome)の蔓延によって香港・広東への観光旅行は事実上できなくなった。(2003年4月3日 読売新聞-香港・広東の渡航自粛勧告 SARS感染拡大で/WHO

かといって他の国へ行く気もしない、というのが大方の人の考えのようで、国際便は減便や予約のキャンセルが相次いでいるという。
旅行・観光業界はイラク戦争と悪性肺炎のために会社が死(倒産)に至るところが続出しそうだ。

感染症での渡航延期勧告は初めてということらしいが、今の世の中、外国からの人の行き来を完全にストップすることは不可能なゆえ、海外に行ってないからといって安心はできない。

また、シンガポールなどでは単に風邪で咳をしているだけで白い目で見られるようだし、このままいくと喘息の患者などは差別を受けかねない雰囲気だ。

ある人が言う。「自然界の食物連鎖の中で、人間だけが地球上で強者として振舞っている。人口の増加は医学の発達により不可避の状況となっている中で、疫病や戦争が人口の爆発的な増加を抑える力になっている。もし、疫病や戦争が起らず、このまま人口が増えつづければ、いずれ人間は食物を争って殺し合いを始めるだろう。」と・・・

そう考えれば、人間が懲りもせず戦争をやり、いくら撲滅しても新たな病原体が出現するのは自然界、あるいは神の見えざる手と言えはしないだろうか?

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