5月12日は、観光列車「あめつち」(旧:奥出雲おろち)に乗って、米子から木次線の出雲横田へ、そこから芸備線と伯備線を乗り継いで岡山へ行こうという算段だった。
しかしながら、肝心の天気が良くなく、道中の車窓からの景観が期待できないのがネックだった。
観光列車「あめつち」(米子 8:17-10:08 木次)
私が米子発8時17分の観光列車「あめつち」に乗るために、宿泊先であるANAクラウンプラザホテル米子に7時45分に迎えにするようタクシーを頼んでおいた。
昨夜、追加手配した朝食は、ビュッフェ形式のもので6時30分から取れるとあったので、さっそくレストランに行ってみた。
まあ、よくあるビジネスホテルの朝食だったので、隣接のファミリーレストランでも良かったかなと思う。
米子駅
私が米子駅に着いたのは、8時ちょっと前、ホームに行くとすでに列車が停まっていたので、私もいそいそと撮り鉄をすることにした。
雨が降っていたので、半袖短パンというスタイルでは寒いかなと思ったが、この日はほとんどが車内の予定だったので、まあ、いいかと、そのまま乗り込む。
観光列車「あめつち」は、人気の列車と思っていたので、1カ月前にオンライン予約をしたのだが、当日の車内の状況を見る限り、当日でも買えそうなほど空いていた。
何しろ、私が座ったボックスシートには私以外に一人しかいなくて、それが木次線内に入ったら私一人になったからだ。
松江駅
私が観光列車「あめつち」に、米子でなく、松江から乗ってもいいかなと思ったのは、松江駅で写真撮影タイムが取れたほど停車時間が長かったからだ。
しかも、松江発が9時05分だったので、それだけ朝寝ができた計算になるからだ。
そう、このときは松江にまた戻って来るとは思いもしなかったよね。
木次駅
宍道駅で私の向かいに座っていた人が下り、木次線内は私一人でボックス席を占領することができた。
10時過ぎに木次駅に着き、ホーム上で記念撮影タイムが始まったときには、誰もが無事に終着駅まで行けると思っていたんだよね。
観光列車「あめつち」車輪空転で運休
ところが、木次駅を出てから列車の車輪が空転しているということで、一駅先の日登まで行くのがやっと、砂を撒きながら列車を進ませようという努力をあざ笑うかのように、列車は立ち往生してしまった。
結果的に、私たちは日登駅から代行バスで木次駅に戻り、希望者は出雲横田駅へ送ってもらうことになった。(2024年5月12日 朝日新聞ーJR木次線の観光列車「あめつち」車輪空転で運休 客36人はバスへ)
しかしながら、出雲横田へ行っても先が見えないこの日の列車の運行状況に、私は松江に引き返して、特急「やくも」に乗って、岡山を目指すことにした。
木次線と山陰本線を乗り継いで松江に戻る(木次 14:01-14:38 宍道 15:17-15:37 松江)
木次駅
木次駅から宍道駅へ戻る普通列車が14時01分にあるというので、私はそれに合わせて、岡山までのルートを考え、駅のインターフォンに向かってチケットを手配するように伝えた。
何しろ、私が当初考えた、出雲横田から備後落合へ行き、そこから新見を経由して岡山というルートは、木次線で備後落合行きの列車が立ち往生している以上、非現実的なものになっていたからだ。
宍道駅
私が観光列車「あめつち」に乗っていた時、向かいに座っていた人が宍道駅で下りたのだが、結果的には、私もそうすることが正解だったと言えるだろう。
私はここで米子行きの普通列車に乗ったのだが、結局、松江では後続の特急「やくも24号」に乗り継ぐことになる。
何で松江にしたかというのは、宍道駅周辺には売店も何もなさそうだったからだ。
特急「やくも24号」(松江 16:06-18:47 岡山)
この日はランチを抜く羽目になったので、松江駅構内のコンビニで軽食とビール、おつまみを仕入れて列車に乗り込むことにした。
私が乗った特急「やくも24号」は、懐かしの国鉄色のボディーの列車で、撮り鉄としては嬉しかったものの、車内はグリーン車でさえ、コンセントがなく、バッテリーが残り少なくなっていたiPhoneを持った身としては厳しいものがあった。
ANAクラウンプラザホテル岡山
この日の宿泊先は、岡山駅西口直結のANAクラウンプラザホテル岡山、ここに到着した時点でも雨が降っていたので、これは有難かった。
さっそくチェックインして部屋に入り、iPhoneを充電している間にシャワーを浴びる。
夕食はホテルにレストランがあったので、そのうちの一つ「和食ダイニング廚洊」へ行くことにした。
さっそくビールで乾杯!
料理は和牛ディナーのコースがあったので、それを食すことにした。
ところで、最終日はどうしようかと考える。
帰りのチケットは寝台特急の「サンライズ出雲」を押さえてあるが、13日も雨なら観光どころではないだろう。
まあ、最悪の場合、新幹線で帰京すればいいので、今夜はしっかりと休もうと思う。
それにしても、今回の旅行は天候に恵まれなかった。
このリベンジは夏にでもするかな~
2024年5月 山陰旅行のトピックス
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