堂ヶ島遊覧、そしてサフィール踊り子で帰京

去る8月20日、21日の1泊2日で行った西伊豆旅行の2日目は、堂ヶ島に寄った後で、伊豆急下田から「サフィール踊り子」で帰京することにした。

私が「サフィール踊り子」で帰京することにしたのは、出発直前でもチケットが取れたからで、そうでなければ、昨年の「西伊豆で海水浴＆海鮮ランチ」のときのように、土肥から清水へフェリーに乗り、新幹線で帰京したと思う。

堂ヶ島遊覧船

伊藤園ホテル土肥をチェックアウトしたのは午前9時、11時まで部屋も屋外プールも使えたのだが、堂ヶ島の遊覧船とビーチに行ってみたくなって、朝食後、早々に退散することにした。

会計のときに、昨晩、部屋をエレベーターからのアクセスの良い場所へ替えてくれたことの礼を言い、ホテルの最寄りバス停である通り崎バス停へと向かう。

バスを待っていると、向かい側の道を多くの家族連れが海水浴グッズを手に歩いている。

土肥海水浴場まで歩くのだろう。
コロナ禍の3年間を経て、今や、一家の大黒柱（サラリーマン）も月曜日や金曜日に休むのは当たり前になったようで、平日でも思ったより混んでいる。

私の乗るバスは9時14分発の松崎行きなのだが、同じ時間（9時15分）に反対方向の修善寺駅行きのバスもやってくる。
それは土肥温泉（海水浴場）へ行けるバスなのだが、反対方向を歩く家族連れは誰も乗ろうとしない。
負傷事故前ならいざ知らず、今の私だったら絶対にバス（乗車6分）だな～と苦笑する。

堂ヶ島バスターミナルに着いたのは10時前、昨日、レンタサイクルを借りたときに宇久須クリスタルビーチ（バスで16分）まで行こうかと思ったこともあったが、この日にバスに乗ってわかったのだが、あまりに遠いので、そうしなくてホントに良かった。（苦笑）

ショッピングセンターの中にコインロッカーがあると聞いたので、そこで不要な荷物を預け、遊覧船乗り場へと向かう。

堂ヶ島遊覧船の乗り場は、バスターミナルから近く、非常にわかりやすい。
平日は一般の遊覧船しか運航していないので、窓口でチケットを買う。
障害者手帳を提示すると、1,500円の乗船料が750円になる。

ボートに乗ると、船室と甲板に座るところがあり、私は写真を撮りたいこともあって、迷わずに甲板に出る。
今の時期は真夏の太陽に炙られるので、日本人はあまり甲板に出るのを好まないが、今すぐ泳ぐぞモード（ビキニブラに短パン）の外国人たちは甲板で写真を撮り合っている。

クルーズ中、天窓洞に光が射しこんで水が青くなっているところは、一つの見どころだ。
これこそ、青の洞窟ではないだろうか。（笑）

堂ヶ島遊覧船が港に着岸する前に景色の良さそうなビーチが見えたが、それが私の行った乗浜海水浴場だ。
ここは堂ヶ島バスターミナルからも歩けるが、乗浜バス停がビーチの目の前にあるし、食事をするところもある。

ここは、土肥海水浴場よりもはるかに水が綺麗だし、写真映えもする海水浴場なのでお勧めだ。

先ほどの遊覧船に乗っていた外国人グループはここにはいなかったようだが、別の外国人グループが遊びに来ていた。
堂ヶ島は意外に外国人に知られているんだな～

とりあえず、ここは、こじんまりとしたビーチなので、それほど規模は大きくないが、平日でもそこそこの人出はある。
日焼けを厭わない外国人と、あまりしたくない日本人、ビーチでも彼女らの格好は両極だ。（笑）

ビーチには1時間ほどいただろうか。
そろそろランチを食さないといけないし、コインロッカーに預けている荷物のピックアップもある。
乗浜から堂ヶ島までわずか1停留所だが、バスがちょうど来たので乗ることにしよう。

乗浜ビーチから堂ヶ島に戻り、さっそくランチタイムにする。
ここから伊豆急下田駅までバスで行くのだが、ランチが終わった段階で乗れる便にすればいいだろう。
今日（21日）は土日ではないので、さすがに昼食に2時間を要することはないはずだ。

西伊豆と言えば、やはり海鮮だろう。
夕食をどうするか決めていないが、西伊豆で食すものはこれが最後だから豪勢にいきたい。（笑）

堂ヶ島からのバスが伊豆急下田駅に着いたのは15時前、私の乗る特急「サフィール4号」は16時39分発なので、1時間半以上時間があった。

さすがに疲れていたので、駅前のカフェで休憩したのだが、気合を入れれば伊豆白浜神社への往復くらいはできたか。
ただ・・・海水浴場と近接していることから

夏期期間中（7月中旬より8月末日まで）、参拝者の方々には、誠に申し訳なく存じますが、（海水浴客の目に余る行為により）本殿への参拝を止めさせていただきます。

という但し書きがウェブサイトにされていた。

この日は疲れていたし、これなら行かなくて正解だった。
伊豆白浜神社に行くなら6月か9月にでも行くかな～

せっかく、オールグリーン車の列車に乗ったので、記念写真も撮ってもらった。
でも、せっかく買った地ビール、半分も飲めなかったよ。

サフィール踊り子のカフェテリアでは事前予約制で食事ができるようだ。
もっとも、私のように予約なしで乗り込んだ場合は、空席があれば車内のアテンダントに言えば席を確保してくれる。

横浜の到着時間は19時前だし、夕食をどうしようかと思っていたので、渡りに船だった。
でも、値段の割に量が少ないかな～

2023年8月　西伊豆旅行のトピックス