去る6月11日、12日の1泊2日で、私は、2017年5月の福岡・沖縄・香港旅行以来、6年ぶりに沖縄へ行ってきた。
4月のJALのスマイルキャンペーンで国内線のチケットが安く取れたのと、2023年2月までで「新型コロナウイルスの拡大に伴うJALマイレージバンクの特別対応について」が終了して、マイルから振り替えられたe-JALポイントをそろそろ使わなくては思ったからだ。
JAL905(羽田 8:15-11:00 那覇)
私は、1泊2日の沖縄での滞在を堪能するために、気合で早起きして羽田空港へ向かった。
本当なら沖縄まで行くのにこんな忙しい思いをしなくとも、8年前(2015年6月の関西・沖縄旅行)のように過ごしたいところなのだが、この3年間に我が身に起こったことを思えばそうはいかなかったのだ。
そう、2019年12月10日の負傷事故に起因する4か月もの入院生活、そこから奇跡的に立ち直ったかと思ったら、2021年6月25日の「悪夢の難病宣告~急速進行性糸球体腎炎」によって、一気に透析人生へと突入したからだ。
この透析生活が旅行に及ぼす影響が多大だ。
これによって、現地で旅行透析の手配をしない限り、土日か日月のいずれかでしか旅行に出られないからだ。
私の場合、身体障害者ということで、優先搭乗をさせてもらえるのが特典の一つだろうか。
さて、これから那覇まで約3時間、関東地方は雨模様だが、沖縄の天気は曇ときどき晴、何とか天気が持ってもらいたいものだ。
那覇空港からホテルの最寄り駅の牧志までは沖縄都市モノレール「ゆいレール」で行ける。
牧志駅から近いということも、今回予約した「沖縄逸の彩 温泉リゾートホテル」のメリットの一つだ。
参考までに、ゆいレールは距離に関係なく、身体障害者手帳の提示で運賃の割引が受けられる。
ランチ@のはら
雨が止むかなと思いながら、私は、ホテルで貸してくれた傘を差して、ホテルにほど近い国際通りをぶらぶらと歩く。
ホテルに着いた途端、バケツをひっくり返したように雨が降り出し、ランチのためとはいえ、遠出するのが億劫になってしまった。
私が入ったのはいかにも地元料理屋という感じの食堂、沖縄蕎麦定食が650円ということなので、それをいただくことにした。
そうこうしているうちに雨が止み、傘も不要になった。ヤレヤレ。
巣ごもり@沖縄逸の彩 温泉リゾートホテル
私が「沖縄逸の彩 温泉リゾートホテル」に着いた時、まだiPhoneの時計は12時を過ぎたところだった。
外国のホテルだと、部屋が空いていれば、チェックインさせ部屋にも入れてくれるのだが、日本のホテルは頑なに15時まで待ってくれというところが多い。
ところが、このホテルは外国並みに空室に私を案内してくれたので、さっそく荷物を置いて出かけることができたのだ。
雨模様が続く日に早々に部屋に入れるというのは嬉しい誤算、非常に大きかった。
そして、何より大きいのが、ランチから戻ってきたときに2階にあるプールと温泉を使えたことだ。(おもてなしサービス プール、屋外温泉)
私がプールにいた14時には誰もいなくて、温泉の方は水着を脱いで寛ぐことができたほどだった。(笑)
さすがにプールはラウンジにいるお客さんから丸見えだからね。
ちなみに、11日は、晴れていれば、6年前に行った安良波ビーチ(アラハビーチ)にバスで行く予定だったので、ホテルのプールで過ごすのも同じことだったのだ。
まあ、平成旅日記の読者がお好きなサービスショットは、安良波ビーチの方が確率が高かったと思うけど・・・
そのうち私以外にもお客さんが来たので、自分を入れて写真を撮ってもらう。
聞くと、地元の旅行会社にお勤めの方で、視察を兼ねて夫婦でステイケーションをしているらしい。
どこに勤めているのかも、彼らの名前も聞き忘れたのだが、やはり、この3年間のコロナ禍で、観光業界は大変だったのだが、ようやくお客さんは外国人も含めて戻ってきたとのことだ。
今では逆に従業員不足が深刻とのことで、それがために、お客さんを受け入れられなくて、儲け損ねていたりといったことがあると言う。
ディナー@牧志市場
当初はランチで行こうと思っていた那覇市第一牧志公設市場、昼過ぎには完全に雨が止んだので、夕食をここで取ろうとやってきたのだ。
私が食したのは、沖縄名物のアグー豚のステーキ定食(1,550円)、でも18時閉店というのはチト早過ぎのような・・・
早々に夕食を終えた私は、一旦ホテルに帰還して出直すかどうするか考えようと思った。
これは、帰路の国際通りでやっていたパフォーマンス、こういうのを見ると、ああ~観光地にいるんだよなと感じる。
ナイトプール@沖縄逸の彩 温泉リゾートホテル
夕食から戻ってきた私は、ホテルのプールが何時まで営業しているのか聞いたところ、プールが20時、温泉は22時までの営業だとのことだった。
天気が回復したこともあるが、昼よりも夜の方がはるかに人が多く、家族連れも多かった。
旅行者でなくとも、昼にいた夫婦のように、地元の人がステイケーションで使うということも増えたのだろうな。
ビキニ姿の女性もナイトプールならでは・・・外国人だからか?(笑)
晴れていると、昼間は日差しが強すぎて、紫外線ガードのために、まるでムスリム女性のような恰好をしている人もいるからな。
私が驚いたのが、2階のラウンジで提供される無料の飲み物、そして、20時30分から始まるラーメンタイム、そのおかげで、このホテルは天気が多少悪くとも巣ごもりライフを謳歌できるというわけだ。
ラーメン1杯分がこれなので、1人で何杯お替りするのか、という家族連れもいた。
これを夕食代わりにしている人もいたのかな。
これも含めて、コストパフォマンス高いホテルのサービス、いつまで続けられるのだろうか。
それに、このホテルは、コロナ禍の2020年12月1日グランドオープンとのことなので、新しいタイプのステイに適したサービスを提供しているのだろうね。
2023年6月 沖縄旅行のトピックス
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